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助産雑誌

2017年12月号 (通常号) ( Vol.71 No.12)
特集 周産期ボンディング障害を知っていますか?

周産期ボンディングとは,母親(父親)の子どもに対する情緒的な絆のことを言い,アタッチメントとは相補的関係にあるものの,異なる概念です。欧米では1990年頃から研究・臨床での実践が行なわれてきましたが,近年になって日本においてもボンディングの概念が取り上げられるようになってきました。
子どもに対する愛情が湧かないといった事例で,ボンディングの観点から介入することが増えてきています。
周産期メンタルヘルスにおいて,ボンディング障害は産後うつと並ぶ極めて重要な課題と言えるでしょう。
本特集を通して,周産期ボンディングの基本的な知識・情報から,臨床での事例にどう対応していくのかまでを発展的に学んでいただければ幸いです。

■なぜボンディングを知ることが大切なのか
特集のはじめに
堀内 成子
■周産期ボンディングの概念と評価方法
篠原 枝里子
■周産期ボンディング障害の発生要因
羽田 彩子/北村 俊則
■周産期ボンディング障害の治療と予防
大橋 優紀子
■産後のボンディングの異常とその見きわめ方
松長 麻美
■周産期ボンディングと新生児虐待
助産師ができる母親へのかかわり方
馬場 香里
■対象児の保護について
特別養子縁組の事例を通して
山岸 由紀子/小川 多鶴


■特別記事
「産前・産後サポート事業ガイドラインおよび産後ケア事業ガイドライン」
 導入の背景と社会的意義
林 謙治
■TOPICS
Birth for the Future(BFF)研究会主催「出産ケア政策会議」研修会(1)
 研修会の呼びかけから第4回開催まで
日隈 ふみ子/古宇田 千恵/ドーリング 景子
熊本地震における助産活動の記録(4)
 熊本県助産師会会員のための心のケア
中谷 恭子
■第32回日本助産学会学術集会のご案内
村上 明美


●私たちの仕事場[23]
武蔵野赤十字病院 周産期センター
●宝物,教えてください[23]
学びの原点の教科書
春名 めぐみ
●ワタナベダイチ式! 両親学級のつくり方[最終回]
父親の自覚はいかに?
渡辺 大地
●未来の助産師を育てています わたしたちの教育現場[33]
島根県立大学別科助産学専攻

●りれー随筆[395]
双子育て
瀬戸 和香子
●次号(2018年1月号) 特集 私の会陰保護技術を振り返る

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定価 1,512円
(本体1,400円+税8%)