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助産雑誌

2017年04月号 (通常号) ( Vol.71 No.4)
特集 周産期のメンタルヘルスのために助産師ができること,すべきこと

近年,日本の産後うつの発生率は減少傾向にあるものの依然10%を超えており,周産期のメンタルヘルス対策を充実させることの重要性は言を俟ちません。
そうした状況のなか,臨床で日々妊産褥婦とかかわる助産師がメンタルヘルスケアに関して求められるものは,今後さらに大きくなっていくと思われます。
本特集では,まず,周産期のメンタルヘルスケアについての動向と助産師の役割,精神医学の基礎知識について解説していただきます。そのうえで,病院,クリニック,自治体の現場で実際に行なわれている活動について具体的に紹介していただき,容易ではないメンタルヘルスの問題に現場の助産師が取り組む際の一助になることを目指します。

■周産期のメンタルヘルスケアの動向と助産師に求められるかかわり
服部 律子
■知っておきたい精神医学的知識
産後うつ病と産褥精神病
鈴木 利人
■ [実践報告] 総合病院の取り組み
多職種で協働する母子支援システムとリエゾン看護師の役割
 東京医科歯科大学医学部附属病院の場合
松岡 裕美
■ [実践報告] 母子専門病院の取り組み
「妊産婦支援チーム」と関連機関との連携
 葛飾赤十字産院の場合
江藤 昌子/原田 知子
■ [実践報告] クリニックの取り組み
各機関と連携して地域で母親を支える
 きむらメンタルクリニックの場合
木村 武登
■ [実践報告] 自治体の取り組み
産科医療機関と自治体の連携による妊娠期からの重層的な支援
 新宿区の場合
早坂 由里恵


■TOPICS
公開講座「出産時の寄り添いと親子のきずな」を主催して
 フィリス・クラウス氏から学ぶ
福澤(岸) 利江子/杉本 敬子/トゴバタラ・ガンチメゲ
■研究・調査
シエラレオネ国の農村部において分娩介助者が果たしている役割
藤井 千江美/中村 安秀


●助産師スピリットを育てよう!
 矢島助産院の実習調整会 助産院実習における学校との協働[1]
実習調整会はこうして始まった!
清水 幹子
●私たちの仕事場[15]
まつしま病院
文:金子 綾乃/幸崎 若菜/伊藤 千佳子/杉本 喜代子
写真:宮崎 雅子
●宝物,教えてください[15]
よき仲間たち
徳永 瑞子
●ワタナベダイチ式! 両親学級のつくり方[10]
両親学級に最適な人数は?
渡辺 大地
●未来の助産師を育てています わたしたちの教育現場[25]
千里金蘭大学
看護学部助産師教育課程

●りれー随筆[388]
助産とガラス,2つの道を歩みながら
差波 彩乃

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定価 1,512円
(本体1,400円+税8%)