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2017年01月号 (通常号) ( Vol.54 No.1)
特集 肺炎への最新アプローチ ジェネラリストの立場とスペシャリストの視点から

肺炎は超高齢社会において,一般診療でも避けて通れない疾患である.また,2017年春には新しい肺炎ガイドラインの登場も期待されている.本特集では,肺炎の診断・重症度評価や具体的な治療薬の選択・使い方など,現場にすぐ生かせる知識を解説.また,敗血症の定義変更や耐性菌の解釈など最新のトピックスも取り上げた.
関 雅文

■座談会
今後の肺炎診療と新診療ガイドラインへの期待
関 雅文・塚田 弘樹・中浜 力

■診断-肺炎をどう診断するか,どう判断するか?:病態の把握と重症度評価
市中肺炎,院内肺炎,医療・介護関連肺炎
比嘉 太
誤嚥性肺炎
梅木 健二・門田 淳一
人工呼吸器関連肺炎 マネジメントとその予防
高橋 健介・田崎 修
免疫抑制患者の肺炎
伊藤 功朗
トピックス(1) 敗血症の定義変更と重症肺炎をいかに拾い上げるか?
福家 良太

■診断-原因を把握する:さまざまな微生物検査法と具体的な現場での使用例
呼吸器感染症の診断法 グラム染色から迅速診断法まで
舘田 一博
薬剤感受性検査の読み方 ESBL,CREを中心に
矢野 寿一・中野 竜一・中野 章代
TOF-MSや次世代シークエンサーなど最近の遺伝子検査の動向
川波 敏則・矢寺 和博
誤嚥の近年の生理的評価法
越久 仁敬
トピックス(2) 耐性菌は本当に耐性菌なのか?
 ペニシリン耐性肺炎球菌やマクロライド耐性マイコプラズマを考える
宮下 修行

■治療-総論
市中肺炎,院内肺炎,医療・介護関連肺炎における治療の考え方
三木 誠
抗菌薬適正使用の考え方 antimicrobial stewardshipも含めて
田邊 嘉也
トピックス(3) 耐性菌への治療は本当に必要なのか?
長岡 健太郎

■治療-抗菌薬の使い分けや適応の基本的な考え方
ペニシリン系薬
 アンピシリン,それともピペラシリン/タゾバクタム?
黒田 浩一・細川 直登
第3,4世代セファロスポリン系薬
 セフトリアキソン,セフタジジム? それともセフェピム?
笠原 敬
キノロン系薬の選択
太田 賢治・賀来 敬仁・柳原 克紀
カルバペネム系薬
 イミペネム/シラスタチン,それともメロペネム?
金光 敬二・仲村 究
マクロライド系薬
 アジスロマイシン,それともクラリスロマイシン?
阿部 修一

■治療-その他の治療薬や管理
【重症肺炎への対応】
 ステロイドの適応は? 最新のエビデンス
大下 慎一郎・志馬 伸朗
 トロンボモジュリンやスタチン,
  シベレスタットナトリウムなどにエビデンスはあるか?
廣瀬 智也
【高齢者肺炎への対応】
 高齢者肺炎の予防・治療のためのオーラルマネジメント
  口腔衛生だけでなく,咀嚼・嚥下機能を高める
岸本 裕充
 インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの最近の考え方
  プレベナー®とニューモバックス®
黒沼 幸治・本田 宏幸
【特殊な肺炎への対応】
 インフルエンザ関連肺炎
川上 健司
 その他のウイルス性肺炎の重要性
皿谷 健
 新興呼吸器感染症のリスク MERSを中心に
中島 一敏
 アスペルギルス肺病変の診断と治療
渡辺 哲・亀井 克彦
 抗酸菌症の最新の考え方
  ジェネラリストが抗酸菌症を診る際のdo's and don'ts
南宮 湖・長谷川 直樹
トピックス(4) インフルエンザのインターネット・サーベイランス
川名 明彦

■特集の理解を深めるための28題
解答


●Webで読影! 画像診断トレーニング(10)
気にしたい血管変異
石田 尚利
●Inpatient Clinical Reasoning 米国Hospitalistの事件簿(6)
“初動捜査”の遅れが混乱をもたらす
石山 貴章
●あたらしいリウマチ・膠原病診療の話(17)
内分泌疾患による筋骨格症状
萩野 昇
●診断力を上げる 循環器Physical Examinationのコツ(22)
心房中隔欠損症(ASD),心室中隔欠損症(VSD)患者の診かた
山崎 直仁
●目でみるトレーニング
栗原 宏/水野 なずな/岩崎 靖
●いま知りたい 胃炎の診かた(3)
胃癌のリスクを考えた胃炎の診断
井上 和彦・久本 信實・春間 賢

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定価 2,808円
(本体2,600円+税8%)