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看護管理

2016年02月号 (通常号) ( Vol.26 No.2)
特集 地域で暮らすがん患者への包括的支援 病期の進展を見据え,移行期を支える体制づくり

わが国では2人に1人ががんに罹患すると言われ,外来受診で療養を続けるがん患者はますます増え続けている。
また,近年の診療報酬改定ではがんに関係する部分に手厚い評価が新設される傾向が続いており,本年の診療報酬改定においても,在宅療養中のがん患者への支援,特に移行期を支えるための評価新設が予測されている。
いつか訪れる治療の限界。病院の医療者にとって,その前後の時期をいかに支えるかが重要である。そこで本特集では,地域で暮らしながら治療を続けるがん患者への緩和ケアを中心とした包括的支援策と,それをかなえるための院内の体制整備および地域との連携体制構築について考察する。

■【インタビュー】がん患者の尊厳と自律を,最後まで地域全体で支えるために
いま,病院の医療者とともに考えたい“コミュニティにおけるチームケア”
山崎 章郎
■【座談会】診断時から終末期までの「地域包括的緩和ケア」の理想のありようとは
英国・ドロシーハウス・ホスピスの医療者との対話から考える
ウェイン・ド・リュウ/トリシア・ニードハム/
阿部 まゆみ/田中 桂子/浅塲 香/山崎 章郎
■地域包括ケア時代の緩和ケアネットワーク体制の整備
がん患者が安心して自宅で過ごせるように
坂下 美彦
■理想の地域包括的緩和ケアセンターを目指して
一般急性期病院を中心とした地域多機能緩和ケアの提供
奥山 慎一郎
■在宅療養中のがん患者を支えるための看護連携
東京都北区における訪問看護師の役割から
平原 優美
■緩和デイケアと地域がんサポートチームを基盤とする包括的な在宅療養患者支援
愛知県がんセンター愛知病院の実践から
青山 良枝
■入院前から始まる在宅療養中のがん患者への包括的支援
愛媛大学医学部附属病院総合診療サポートセンターの取り組み
塩見 美幸
■外来で支援が必要な患者を見逃さない
滋賀県立成人病センターにおける「外来カンファレンス」と「がん看護外来」
吉田 智美/柴野 昌子/藤本 泉子


■特別記事
[3回シリーズ]東京医科歯科大学医学部附属病院の看護マネジメント(2)
倫理性と効率性の両立を目指した高齢者看護の質改善
現場の変化を捉え,課題解決に導くための看護管理者の役割
小山 雅美
■実践報告
小規模病院の強みを生かした病棟看護師が行う退院支援
患者や家族の「想い」を在宅につなげる
山中 多美子


[巻頭シリーズ]
●うちの師長会・主任会 学習する組織をめざして(26)
市立札幌病院

[連載]
●看護管理者としてよりよく生きるために 倫理課題とどう向き合うか(9)
意思決定は,みんなでする方がよいのか?
勝原 裕美子
●ポジティブ・マネジメントの航海術―組織変革の波を越える(8)
虎の門病院におけるコンピテンシー・マネジメントの導入(3)
市瀬 博基
●エビデンスと実践をつなぐ 量的研究論文の読み方・使い方(6)
イントロダクションを批判的に吟味する
加藤 憲司
●回り道ナース(23)
偏見を超えて
松本 圭古
●臨床現場で実践したい「倫理的合意形成」入門(11)(最終回)
これからの医療現場における倫理と合意形成
吉武 久美子
●新人看護師の組織社会化を目指すアサーティブ研修 教材の作成と学習展開(6)
“What's チームワーク?”
シリーズ教材(2)「新人フォローの巻」
神島 滋子/佐々木 純子/大野 夏代/多賀 昌江/松浦 和代
●おとなが読む絵本 ケアする人,ケアされる人のために(117)
大空を翔ける 空想世界に遊ぶ
柳田 邦男

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定価 1,620円
(本体1,500円+税8%)