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助産雑誌

2016年06月号 (通常号) ( Vol.70 No.6)
特集 次世代につなげる妊婦の栄養指導 厳しい体重増加制限のもたらす危険性

日本では新生児の約10人に1人が低出生体重児です。出生体重が小さいと,成人後に糖尿病などの生活習慣病を含めた成人病や精神疾患を発症するリスクが高いことが明らかとなっています。
そのため,出生体重低下の流れを阻止することは,社会全体で取り組むべき日本の最重要課題と言えます。
海外では,妊婦栄養の改善こそが,成人病の発症を予防する極めて重要な基本であるとして,大掛かりな研究が推進されています。
本特集が,妊婦栄養について考えるきっかになれば幸いです。

■周産期栄養の次世代への影響
最新研究からわかったこと
福岡 秀興/佐藤 雄一/吉原 一
■子宮内の低栄養と糖尿病発症リスク
安田 和基
■出生体重の低下が社会にもたらす影響
小原 美紀
■妊婦自身の出生体重は妊娠や新生児の転帰に影響を与えるか?
荒田 尚子
■低出生体重児の減少と出生体重の増加を目的とした佐藤病院の取り組み
松井 美幸/小川 淳子/佐藤 雄一


■インタビュー
仁志田博司氏に聞く
助産の現場に必要な生命倫理の考え方とは
聞き手:桑原 勲
■実践報告
乳腺炎を発症し,母乳育児継続に戸惑う母親へのかかわり
切開に至った事例と切開を回避した事例の検討から
俵 佐和子


●私たちの仕事場[5]
堀病院
文:深澤 洋子
写真:船元 康子
●宝物,教えてください[5]
ベビカムとともに,成長させてもらった証
山本 智美
●ほんとうに確かなことから考える 妊娠・出産・子育てのはなし[10]
産後の栄養と母乳哺育(I)
森 臨太郎/森 享子
●海を渡る助産婦 長崎・五島列島で活躍した明松スナさんの手記[最終回]
先輩助産師から受け継ぐバトン
石川 紀子/小野 幸子
●助産研究をしよう 基本を押さえて臨床で活かす![6]
さまざまな研究デザイン(2)
量 vs. 質,そして統合へ
福澤(岸) 利江子
●未来の助産師を育てています わたしたちの教育現場[17]
聖バルナバ助産師学院

●りれー随筆[378]
見えない力に導かれて
濱嵜 真由美

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定価 1,512円
(本体1,400円+税8%)