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助産雑誌

2016年03月号 (通常号) ( Vol.70 No.3)
特集 遺伝カウンセラーとは異なる 出生前検査における助産師の役割

日本では2012年にいわゆる新型出生前診断(NIPT)の開始について報道され,社会が,そして医療現場も混乱をきたしました。その背景には,妊婦や家族に正しい情報が伝わっていないことや,カウンセリング体制が整備されていないことがあるようです。
そのような状況下において,外来で妊婦の第一の窓口となり,妊娠初期から分娩,産後に至るまで母子に寄り添うことができる助産師には,身近な相談者としてのかかわりが求められます。
遺伝カウンセラーの役割は非常に重要ですが,助産師にはまた違う側面から,妊婦と家族の声を聴き,お腹の赤ちゃんのことを一緒に考えられるという,とても大切な役割があるのです。

■助産師は出生前検査にどこまでかかわれるか
中込 さと子/浅野 浩子
■新型出生前診断(NIPT)とは
金井 誠
■妊婦の意思決定を支える助産師の役割と実践
阿部 明子/大谷 晃子
■遺伝診療部門をもたない施設の助産師の実践
御手洗 幸子
■いまさら聞けない! 出生前検査のきほんの「き」Q&A
小笹 由香
■厚生労働科学特別研究事業
「出生前診断における遺伝カウンセリング及び支援体制に関する研究」の概要と目的
久具 宏司
■NIPTに関する生命倫理からの懸念と今後のあるべき姿
仁志田 博司


■実践報告
新生児の沐浴方法を改善!
山梨大学医学部附属病院産科病棟での「あわあわ沐浴法」導入
杉山 剛/竹田 礼子/高野 和美


●私たちの仕事場[2]
湘南鎌倉総合病院
文:松本 智恵
写真:宮崎 雅子
●宝物,教えてください[2]
矢じりは私の生きる原点
矢島 床子
●助産研究をしよう 基本を押さえて臨床で活かす![3]
リサーチクエスチョンに出会うまで(1)
問題意識を言語化する
福澤(岸) 利江子
●海を渡る助産婦 長崎・五島列島で活躍した明松スナさんの手記[3]
印象に残っているお産(I)
石川 紀子/小野 幸子
●ほんとうに確かなことから考える 妊娠・出産・子育てのはなし[7]
多胎妊娠について
森 臨太郎/森 享子
●未来の助産師を育てています わたしたちの教育現場[14]
名古屋市立大学大学院
看護学研究科博士前期課程看護学専攻助産学領域助産学分野

●りれー随筆[375]
看護学士をめざす
山口 幸子

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定価 1,512円
(本体1,400円+税8%)