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看護教育

2016年10月号 (通常号) ( Vol.57 No.10)
特集 「病態関連図」をおもしろく!
 病態関連図を学生さんたちはしっかり書いているでしょうか?そして,「おもしろく」書いているでしょうか?
 患者さんに関する情報の関連を示した図である病態関連図は,入手した情報を整理し,これから看護する患者さんの全体像を把握するのにとても便利なものです。特に初めての実習において看護過程を展開するのに役立つため,多くの学校で取り入れられています。ただそんななか,「病態関連図は苦手!」という学生の声は珍しくありません。
 本来「図」というものは,なんらかの情報を得て,それをまとめるのに,文字だけを書き連ねるよりも,その情報どうしがいかに有機的に結びついているかの理解を助けてくれるものなので,わかりやすいはず。それが苦手とされるには,なんらかの理由があるはずです。
 今回の特集では,本来学生のためになるはずの病態関連図作成が好まれないわけと,その解決法を探り,図の作成や読み解きが楽しくなるような指導法を模索します。さらには,「病態関連」にこだわらず,他の形式での図作成にトライするという選択肢も提案します。いずれにしろ,学生がそこに「おもしろさ」を見出してくれさえすれば,患者さんの理解はよりいっそう進むことと思います。

■病態関連図の「おもしろさ」と「大切さ」を伝える!
藤井 徹也
■グループワークによる病態関連図の学習
看護基礎教育での演習の展開
矢富 有見子/川本 祐子/井上 智子
■看護実践力につながる思考を育てるための試み
学生が自由な発想で看護を見つけられるよう「病態関連図」を変えてみる
波多野 文子/高東 ひとみ/佐藤 真紀
■【座談会】病態関連図をおもしろく書くためにできること
藤井 徹也/関原 未沙央/文倉 志信/須崎 美穂


■特別記事
ポジショニングで食べる喜びを伝えるPOTT(ぽっと)プログラムの伝承
迫田 綾子
■看護教育研究
屋根瓦式慢性看護学実習前演習における“教えられる側”学生への効果
 自己効力感,不安の変化および実習における有効性の検討
谷村 千華/野口 佳美/西尾 育子/酒井 知恵子
■Scramble Zone
学生が主となって授業計画を立案し実施する能動的授業の効果
山之内 由美/筒井 洋一


●笑いの伝道師 Wマコトのコミュニケーション革命・10
きっと誰かに話したくなる! 『芸人都市伝説』
 ~信じるか信じないかはアナタ次第です~
Wマコト
●だから私はこう書いた 系看著者のフィロソフィー・2
「看護学概論」「基礎看護技術 I・II」
 揺るぎない「基礎看護」を伝えるために
茂野 香おる
●東西南北! 学生募集旅日誌・4
函館のお寿司屋さんとの出会いに感謝!
高塚 由香里
●グループワークの“達人”への道・4
グループワークの準備
 学生自身が主体的に動くグルーピングの方法 その2
三浦 真琴
●考える力を育てるシンキングツールの活用・7
問題解決のためのフィッシュボーン
黒上 晴夫
●“医療安全力”を育むリスクアセスメントトレーニング・30
“報告の遅れ”による事例発生を防止する!
 事例発生に至るプロセスの見える化と未然防止トレーニング
斉藤 奈緒美/石川 雅彦
●宮子あずさのエキサイティングWriting・22
看護師だから書けること
宮子 あずさ

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定価 1,620円
(本体1,500円+税8%)