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看護教育

2016年06月号 (通常号) ( Vol.57 No.6)
特集 看護過程再再考
 小誌 56巻7号 「看護過程再考」につづく特集です。
 「看護過程」が看護の教育上,重要であるということ,そして同時にそれ自体が看護ではないことは,皆さんに共有された認識と言えるのではないでしょうか。
 現状では,ペーパーペイシェントでの演習,実習の計画・記録・評価など,看護教育の非常に多くの部分で看護過程が活用され,教育のなかで「看護過程」への比重が非常に高くなっています。これは,看護過程は看護教育の1つの側面でしかないという前提との,大きなかい離なのではないかと考えます。
 前回特集では,「看護過程」を補完するものとして,臨床判断モデルをご紹介しましたが,今特集では,前回の「看護過程をどう教えるか」の部分を受け継ぎ,より実際的な教育の観点から,「看護過程」の教育について,生のお声をお届けいたします。
 「看護過程」をどう教えるか,の前に大きな問いとしてある,「看護過程」を用いて看護をどのように教えるか,再び考えていただく機会となれば幸いです。

■今こそ考える,これからの「看護過程」の考え方,教え方
池西 静江
■実践的な「気づき」を学ぶ必要と,その可能性について
看護過程と「臨床判断モデル」から
佐藤 尚治
■看護過程の記録に頼らない,看護の実践的知識を深める教育
糸賀 暢子
■基礎看護学で教授したい「看護過程」とその工夫
デジタルストーリーとワークショップ
村中 陽子


■特別記事
基礎・臨床・学生それぞれの「知」が響く「看護教育」の場づくりへ
 第26回看護学教育学会学術集会会長佐藤紀子氏インタビュー
聞き手:本誌編集室
■スクランブルゾーン
看護師国家試験前の看護学生に臨床暝想法を活用した
メンタルトレーニングを試みる
槇本 智景/大下 大圓


●笑いの伝道師 Wマコトのコミュニケーション革命・6
笑いの現場から学ぶ! Q&A ウソかマコトか!?
Wマコト
●考える力を育てるシンキングツールの活用・3
アイデアから考えまでの流れをイメージする
黒上 晴夫
●看図アプローチへの招待・6(最終回)
看図アプローチを教科書の学習につなげる
鹿内 信善/徳永 基与子/山下 舞琴
●臨床教育学 わからないこととの出会い・6
わかり合えないことの由来 多様な知覚と認知
遠藤 野ゆり
●“医療安全力”を育むリスクアセスメントトレーニング・26
基礎編“学生1人で実施しない(指導を受ける)”を遵守して
事例発生を防止する
斉藤 奈緒美/石川 雅彦
●宮子あずさのエキサイティングWriting・18
インタビュー,そして人を描く著述について
宮子 あずさ

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定価 1,620円
(本体1,500円+税8%)
(品切中)