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看護教育

2016年02月号 (通常号) ( Vol.57 No.2)
特集 看護観の伝承
 看護師ならば,一度は「あなたの看護観はなんですか」と尋ねられた,あるいはレポートなどに書いた経験があるのではないか,と思います。
 基礎教育の現場では,多くの先生が,良い看護観を学生に養ってほしい,という思いを抱かれています。それでは,そうした先生は,どのように看護観を養われてきたのでしょうか。多くの出会いや経験のなかで育まれてきたものだとはいえ,源流の1つには,恩師と呼ぶべき存在から,受け継いだものがあるのでは,と思います。
 今特集では,さまざまな世代の先生方が,ご自身の「師」にあたる方々の,どのような振る舞いや言葉から「看護観」を感じ,学ぶ経験とつながっていたのか,そしてそこで得られたそれぞれの「看護観」を,自身のなかで変化もさせつつ血肉と化し,後進にどのように伝えていこうとされているのか,実践にそってご執筆いただきました。読者のみなさまも,自身のこれまでの歩みをふり返り,学生さんにどのように看護観を伝えていくか,とらえ直していただくきっかけとして頂ければ幸いです。

■看護とは科学であり,アートである
伊藤暁子先生に教わった「看護観」「看護教育観」
山西 文子
■恩師の遺言“看護は患者との信頼のうえに成り立つ”
江川 万千代
■看護は変化を起こすものである
「村松静子先生の電話」から受け取ったもの
丸山 育子
■看護師は患者の回復をあきらめない
紙屋克子先生の信じる強さ
日高 紀久江
■愉しみつつ,教育の信念を貫き具現化する
安酸史子先生の姿勢から
増満 誠


■特別記事
看護職員の復職支援強化に向けた看護師等免許保持者の届出制度
若命 真裕子/田村 敦宏/石川 賢司


●笑いの伝道師 Wマコトのコミュニケーション革命・2
笑撃!“コミュニケーションの成果”を見える化?
 笑いの世界に存在する魔法の公式
Wマコト
●看図アプローチへの招待・2
看図アプローチは授業マジックです!そのタネあかし
鹿内 信善/徳永 基与子/山下 舞琴
●臨床教育学 わからないこととの出会い・2
「生きづらさ」の研究 ひと(他者)にわかってもらえないということ
遠藤 野ゆり
●アジア,アフリカ,ラテンアメリカの看護教育はいま・11
バングラデシュ 最貧国からの脱却,看護も次のステージへ
五味 麻美
●“医療安全力”を育むリスクアセスメントトレーニング・22
“SBAR”実施におけるアセスメント力・提案力の育成
斉藤 奈緒美/石川 雅彦
●宮子あずさのエキサイティングWriting・14
臨床を語る“対義結合”の言葉
宮子 あずさ

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定価 1,620円
(本体1,500円+税8%)