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精神看護

2015年07月号 (通常号) ( Vol.18 No.4)
特集1 ストレングス・マッピングシートをケアに使ってみて、どうでしたか?/特集2 新人さんにも伝えたい。精神科看護に必要な倫理的な視点 ちょっとみんなでエシカらない?

特集1 ストレングス・マッピングシートをケアに使ってみて、どうでしたか?
ストレングスモデルにもとづくケアの実現を目指して、萱間真美氏が考案した「ストレングス・マッピングシート」。
この特集では、実際に看護現場で使ってみた方たちに、その経験や感想を紹介いただきます。「患者さんの視線が優しくなった」「信頼してもらえるようになった」といった嬉しい手応えも聞こえているようです。
ただ、実践されるなかでは、疑問や困難なども生じたようなので、萱間氏に、それらをどう考え、どう対処すればよいのかというアイディアを教えていただくことにしました。
■使ってみた経験を報告します
(1)倶知安厚生病院こころの総合支援センター・訪問看護
互 優
(2)名寄市立総合病院・訪問看護
鈴木 敦子
(3)訪問看護ステーション 元
中嶋 康子
(4)山梨県立北病院
佐野 睦美、加藤 京子、植松 小夜子
(5)長谷川病院
後藤 優子、勝部 真由、田巻 宏之
■皆さんから出されたストレングス・マッピングシートに関する質問
[解説]萱間 真美


特集2 新人さんにも伝えたい。精神科看護に必要な倫理的な視点 
ちょっとみんなでエシカらない?
春に入職した新人さんは、ちょうど数か月が経つ頃ですね。職場には少し慣れてこられた頃でしょうか。
この特集では、精神科看護での倫理的視点について一緒に考えていきたいと思います。
新人の時ほど、職場で患者さんに対して行われていることに「え? これでいいの?」と思うような瞬間があると思います。しかし時間が経つほど、そうした違和感に目をつぶり、「こういうものなのかも……」と流されていってしまうかもしれません。
でもそんな時こそ、違和感を大事にして立ち止まってみてください。
というのも、先輩である私たちも、例えば行動制限の場面で「このままでいいのだろうか」と違和感を持ちながらも、病棟ルールを目の前にそれをうまく解決できず、ジレンマのなかで苦しむこともあるからです。
そうしたジレンマを考えるため、私たちは2014年の日本精神科看護協会(日精看)専門学会Iにおいて、「ケアの質を高めるための意見交換会―精神科看護倫理の視点から」という企画セミナーを行いました。「ちょっと、みんなでエシカ(ethical)らない?」をスローガンに、それぞれの所属先での倫理的問題はどのような場面で起こっているのか、その場面に対しどのような対応をしているかについて話題提供し、会場に集まった方たちと意見交換をしました。この特集ではその内容を紹介し、会場の皆さんも含めた私たち先輩が大事にしたいと思っている倫理的視点についてお伝えしたいと思います。
吉井 ひろ子、杉原 正美、浮舟 裕介、田邉 友也


■投稿
私の幻聴応援団
北村 庄子
■特別記事
武井麻子先生 最終講義
感情と看護と私 アウェーの生き方
武井 麻子
■寄稿
CNSである私は、独立して企業を起こしました
中野 真樹子、淡路 瑛子、守崎 絵理子、
佐藤 幸江、冨樫 剛清
同じCNSとして私が感じたこと
川田 陽子


●東日本大震災以来、メンタルヘルス支援を続けています(4)
看護師による支援活動
伊関 敏男、岡本 典子、田辺 有理子
●精神科病床を休止。超長期入院の患者さんをどうやって地域へ?(2)
“ない”なら作る
高田 大志
●失恋の話を聞きまくる男たち。桃山商事(7)
恋愛における「孤独」と「絶望」について
清田 隆之
●べてる新聞『ぱぴぷぺぽ』(104)

●読者投稿コーナー ここ掘れかんかん!
「患者さんに桜を見せてあげたい」
安藤 由紀

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