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訪問看護と介護

2015年04月号 (通常号) ( Vol.20 No.4)
特集 ユマニチュードは何が違うか I -その有効性と可能性
 認知症ケアの新しいメソッドとして注目を浴びる「ユマニチュード」。(1)見る、(2)話す、(3)触れる、(4)立つを“4つの柱”とする、とても具体的で実践的な150に及ぶケア技術です。ただし、単なるハウトゥではありません。「人とは何か」「ケアする人とは何か」を問う哲学と倫理とを土台とし、それを体現するにはどうしたらよいか? を試行錯誤した末の方法論です。
 この方法は、認知症の人の反応に、たしかな“違い”をもたらします。それは、病状が奇跡的に回復したからではありません。では、なぜユマニチュードは、そのような“違い”をもたらすのでしょうか?
 一方、(ユマニチュードは)「奇跡」「魔法」、あるいは逆に「これまでも誰もが試みてきた当たり前のこと」などの声も聞こえてきます。なぜユマニチュードは、時に奇跡的な効果をもたらすの? それってたまたまや気のせいじゃない? 誰でもやってる普通のことだよね? いったいユマニチュードは何が違うの!?
 そんな疑問に、科学的・医学的観点も含めてお答えします。

■特別な時間をとらず、いつでもどこでも、日常的なケアのプロセスで使える技術
最も困難なケースにこそ活用できるユマニチュード
伊東 美緒
■「当たり前」あるいは「達人の技」の細部を分析する
認知症情報学によるユマニチュードの“見える化”
竹林 洋一
■「気のせい?」「思い込み?」とは違う神経生理学的効果の可能性
ユマニチュードの脳科学研究
酒谷 薫
■日本の「認知症精神科医療」とユマニチュード
認知症の人が生きいきと暮らせる社会へ変えるケアメソッド
上野 秀樹
■“関係性の病”としての認知症
「社会脳」の障害とユマニチュード
山口 晴保
■“ユマニチュード・アレルギー”からの展開
パーソン・センタード・ケアに取り組んできて
田中 志子
■ユマニチュー道Q&A 〈前編〉
Q1 “当たり前”のことなんじゃ? ズバリ!何が違うの?
Q2 〈見る〉〈話す〉〈触れる〉は、もうやってます!
   (なのに、なぜ拒絶されるの?)
Q3 〈立つ〉を実践したくても、「転倒」がこわくって……。
Q4 やってみたいけど、日本人には(距離が)近すぎません?
イヴ・ジネスト、本田 美和子、伊東 美緒


■インタビュー マグネットステーション・51
当事者と訪問看護の支え合いで循環する べてるの“おたがいさま”生態系
 訪問看護ステーション マーラ 吉田尚平さん、本間恵子さん
 浦河べてるの家 向谷地悦子さん、向谷地生良さん

浦河の地域医療のこれから
 浦河ひがし町診療所 川村敏明さん
(取材・撮影・構成) 高柳 ユミ


●(新連載)〈巻頭カラーグラフ〉 終える命 つなぐいのち・1
写し込みたい、命のほとばしり
國森 康弘
●介護することば 介護するからだ 細馬先生の観察日記・45
互いを“ナビゲート”するユマニチュード
細馬 宏通
●「介護」「看病」は“泣き笑い” ウチの場合はこうなんです!・49
わが家のユマニチュード師匠!? の巻
岡崎 杏里
●これって、急変? Part 2 「なんとなく変」への対処法・4
退院後の「急変」「再入院」を予防する秘訣
寺内 勇
●在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・67
「医師と衝突したことはあるんですか?」(あるいは心電図事件)
秋山 正子
●一器多用・47
脚で歩くな! 腰で歩け!
岡田 慎一郎

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(本体1,300円+税8%)
(品切中)