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看護教育

2015年11月号 (通常号) ( Vol.56 No.11)
特集 学生の答え,ちゃんと待てますか 今こそ知りたいファシリテーションの心構え
 日本では90年代以降,「ファシリテーション」という言葉が急速に流行しました。企業での会議やワークショップなど,「話し合い」が必要な場において,参加者のより活発な議論,意思決定のために必須のスキルとみなされています。
 その後,教育界で,アクティブラーニング,学習者主体の教育,というパラダイムシフトが叫ばれ始めることに連動し,看護教育でも,グループワークやシミュレーション教育など,教員がファシリテーターとしての役割を求められる機会は増えてきました。
 しかし,教員が想定して実践している「ファシリテーション」は,本当に学生の思考を促し,自発的な思考を促すものになっているでしょうか。形式的なアクティブラーニングであっても,実際は教員の想定する答えに導く介入をしていないでしょうか。
 今特集では,看護教育の現場において,ファシリテーター型の教員が重要である理由,学生が自らの思考を語ることを「ちゃんと待つ」とはどういうことか,ファシリテーターとしてあるべき姿勢と,実際の「ファシリテーション型授業」の取り組みを紹介します。

■教師像の転換 「教える」からファシリテーションへ
石川 一喜
■看護教育にファシリテーションを導入しよう !
内藤 知佐子
■学生が安心して参加できる場づくりと
深い学びを引き出すファシリテーション
渡邉 奈穂
■答えはみんなのなかにある 対話型鑑賞法を通して
伊達 隆洋
■正解を決めていない授業のありかた
医療・看護における対話力とは
小林 正弥
■「かかわる」を考える 教えるとファシリテーションの間から
西村 佳哲


■特別寄稿
国家試験合格率UPのために
 学生の夢をサポートするため,学校が病院と一緒に行った改革
水方 智子/大谷 弘恵/西山 玲子
■授業を一緒に創ってみませんか
授業見学へのお誘い
筒井 洋一
■特別寄稿
充実した「学校だより」による“学校の力”のアピール
福田 明美/中田 佳代子/藤井 光輝/田儀 千代美/隈部 直子
小田川 良子/畑中 美保/世木 幸雄/田中 茉緒
三家本 八千代/岩成 美樹/松野 由香/金山 和正


●教育のメイルストロム・11
「農業体験を通して,自力でしっかり立ちながらも,
 助けたり助けられたりの関係が築けるようになってほしい」
 ホームレスやうつ病の人に畑仕事に携わり就農をめざしてもらう活動
小島 希世子さん
●北欧フィンランドで看護師になる!・2
フィンランドの演習・実習体験
小林 桃子
●アジア,アフリカ,ラテンアメリカの看護教育はいま・8
ブルキナファソ(仏語圏西アフリカ諸国)
 看護教育「格差」をなくすために上流への介入を
堀井 聡子
●“医療安全力”を育むリスクアセスメントトレーニング・19
“なぜ”を教える医療安全トレーニング
斉藤 奈緒美/石川 雅彦
●学びのヒントをもつ私 学生は経験の宝庫・5
家族看護に「現場」の声を
文倉 志信
●宮子あずさのエキサイティングWriting・11
『本音のコラム』5年間の学び
宮子 あずさ

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定価 1,620円
(本体1,500円+税8%)
(品切中)