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看護教育

2015年09月号 (通常号) ( Vol.56 No.9)
特集 「看護研究」で実践力を鍛える
大学はもちろん,専門学校の多くでも「看護研究」を指導している学校は非常に多いでしょう。卒後の臨床現場でも,看護研究が義務づけられているなど,看護と研究は切り離せない関係です。しかし,限られたカリキュラムのなかで時間的な制約や「文章が書けない学生」といった問題,また大きな前提として,ほとんどの看護学生たちが「研究者」を志して看護を学ぼうとしているわけではない現状もあり,教員・学生ともに「看護研究」の授業は難しい,という印象も強いようです。しかしそもそも,どうして看護研究を教育機関で,卒後研究者を志してもいない学生たちに教える必要があるのでしょうか。研究とは何か,研究を教育するうえで目指すべきことは何なのか,実践例や臨床からの声を含め,研究指導の目的や考え方をもう一度考えてみたいと思います。

■臨床での実践をみすえて,「看護研究」教育が基礎教育で果たす役割
坂下 玲子
■基礎教育で育てたい3つの力
小野 博史・坂下 玲子
■看護基礎教育における「看護研究」の教育活動とケーススタディの進め方
「広島県看護学校研究発表会」の58年間の継承
三島 真由美
ケーススタディの指導の進め方
渡辺 英子
■入学から卒業まで,教員一丸となって取り組む「研究指導」
佐野 千冬
■看護実践を研究として取り組むことの大切さを振り返る
中村 清子
■臨床現場で「看護研究」を実践するための課題
吉田(中濱) 多紀
■教員のための文献指導 再入門
佐渡島 紗織


■特別記事
学問的な誠実さを習慣づける教育を
沼崎 一郎
■特別寄稿
看護教育の仲間を迎えたい
日本協同教育学会(JASCE)第12回全国大会へのお誘い
安永 悟
大学教育学会第37回大会参加記
“ところで学生は本当に育っているだろうか”
藤田 小矢香
■実践報告
看護学生の個人情報意識と情報リテラシーを向上させる講義・演習の試み
松尾 拓哉


●教育のメイルストロム・9
「読み聞かせとは,絵本をあいだにおいて読み手と子どもが
お互いに感じたことや考えたことを伝えあうことです」
 絵本のもつ可能性を“読み合い”を通して広める
佐々木 宏子さん
●アジア,アフリカ,ラテンアメリカの看護教育はいま・6
エルサルバドル 「看護の思考の祖型」と批判的思考を身につける看護教育を
森山 ますみ
●授業研究で変わる! 授業研究で変える!・9
看護専門学校の教育実践研究を活性化させるための授業研究
吉崎 静夫/蔵谷 範子
●卒業前の看護実践能力育成への取り組み
愛知県立大学看護学部「看護の統合と実践」検討プロジェクト・13(最終回)
「看護の統合と実践」科目の到達度と今後の課題
曽田 陽子/深田 順子/広瀬 会里/松岡 広子/大林 陽子
山田 浩雅/柳澤 理子/賀沢 弥貴/大津 廣子/山口 桂子
●学びのヒントをもつ私 学生は経験の宝庫・3
要支援者と支援者になって
文倉 志信
●“医療安全力”を育むリスクアセスメントトレーニング・17
個人情報保護と守秘義務をどのように教育するか?
斉藤 奈緒美/石川 雅彦
●宮子あずさのエキサイティングWriting・9
「闘病記」の書き方・読み方
宮子 あずさ

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定価 1,620円
(本体1,500円+税8%)