医学書院

検索
HOME雑 誌看護教育 > 2015年08月号

看護教育

2015年08月号 (増大号) ( Vol.56 No.8)
特集 グループワークを「本物」にしよう!/第2特集 看護学生・教員エッセイ 入選エッセイの発表

特集 グループワークを「本物」にしよう!
 一方的に話す形式ばかりで,グループワークを授業に取り入れたことがないという教員は,今ではもうほとんどいないのではないでしょうか。自身が情報を整理し,発言し,傾聴し,情報共有し,発表するということがトータルで学べるグループワークは,看護教育に限らず,さまざまな場で活用されています。が,思い出してください。あなたが行っているグループワーク法は,どこで学んだものですか? グループづくりから全体のコーディネート,フリーライダーを生まないケア,ワークが流れないときの対応,それらをひと通り学んだ経験のある方は,案外少ないように思います。単に自分が学生時代にしてきたことの延長で行っている,という場合もあるかもしれません。しかし,それではせっかくの手法も十分効果を上げることができないでしょう。
 今回の特集では,ただ,「グループで話し合わせる」だけのグループワークの問題点を明らかにしたうえで,いかにすれば,「本物」のグループワークとなり,学びとして効果を上げられるかを示します。そもそも,議論自体も高校までの基礎教育で明確に学んできていないことから考えると,実はグループワークは学生たちにとって負担になっているかもしれません。まず話し合いを「本物」にしてから,グループワークも「本物」にしていってください。

■グループワークはグループづくりから始まる
三浦 真琴
■「グループでワークすればグループワーク」ではない!
 グループワークもどきからの脱却
近藤 麻理
■参画型看護教育におけるグループワークの展開
 レポート作成論の授業の組み立て
伊波 弘幸/大城 凌子/金城 祥教
■学生がやる気になるグループワークを求めて
糸賀 暢子
■協同学習を取り入れて変わったグループ活動の方法と効果
宇治田 さおり


第2特集 看護学生・教員エッセイ 入選エッセイの発表
■学生部門
【講評】患者の可能性を引き出すには
柳田 邦男
【柳田邦男賞】患者の心に寄り添うこと
内中 貴子
【柳田邦男賞】A氏から教わったこと
西村 ちあき
患者の言葉に込められた想い
佛川 鮎美
当たり前の生活が送れることへの感謝
真島 暁子
兄との絆
畑中 千穂
二人の私
古賀 由香里
自分を客観視する力
野町 晴菜
■教員部門
【講評】語られることで関係は変化し続ける
宮子 あずさ
【宮子あずさ賞】説明がつかない不思議な体験
中村 貴子
娘にカンパイ!
原田 美和子
卒業生の輝き
宮本 円


■特別記事
【対談】看護教員という幸福(しあわせ)
川嶋 みどり/池西 静江
「看ること」から始める授業づくり 看図アプローチとは何か
鹿内 信善
「助産師出向支援モデル事業」の推進 助産実習場確保のために
福井 トシ子/山西 雅子/早川 ひと美/村中 峯子
司書のいる専門学校図書室の可能性 チーム看護教育をめざして
伊香 祐子


●教育のメイルストロム・8
「『この人から学んでよかった』と思い出してもらえるよう,
 プラスの影響をもちたいと思っています」
 「きぼう」日本実験棟にかかわる宇宙飛行士を訓練する
田口 優介さん
●アジア,アフリカ,ラテンアメリカの看護教育はいま・5
ミャンマー
 国の民主化が進むなか,まじめで勤勉な看護師の活躍が来される
小黒 道子
●学びのヒントをもつ私 学生は経験の宝庫・2
妹と,外から見えない贈り物
文倉 志信
●授業研究で変わる! 授業研究で変える!・8
看護教育のカリキュラムを改善・開発するための授業研究
吉崎 静夫/蔵谷 範子
●卒業前の看護実践能力育成への取り組み
愛知県立大学看護学部「看護の統合と実践」検討プロジェクト・12
分野別演習の指導計画と実施状況
看護管理学:インシデント・アクシデント事例を用いた演習
賀沢 弥貴/藤原 奈佳子/益 加代子
●“医療安全力”を育むリスクアセスメントトレーニング・16
“状況判断力”を育むシミュレーショントレーニングの提案
斉藤 奈緒美/石川 雅彦
●宮子あずさのエキサイティングWriting・8
「わかった!」のプロセスを記述する
宮子 あずさ

商品写真
定価 2,376円
(本体2,200円+税8%)