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看護教育

2014年09月号 (通常号) ( Vol.55 No.9)
特集 求める学生確保のための方策 面接をめぐる課題を中心に/第2特集 ナイチンゲール アップデート

特集 求める学生確保のための方策 面接をめぐる課題を中心に
 看護系大学急増時代,看護専門学校では入学生確保は大きな課題です。応募者数を増やすために学校の個性をアピールすることも重要ですが,今も昔も,入学生選抜の要は入学試験です。もちろん優秀な学生をとることが目的ではあるものの,看護の場合、ただ学業だけで評価していいものかという判断と,いわゆる学業成績優秀な学生が大学に多く流れるなか,どのレベルの学生を入学させるかという決断が,検討課題となります。そのため,入試問題や方法を自校が求める学生のレベルに合わせることが重要となるでしょう。
 今回の特集は,学生確保のための入試の工夫を,面接に関する課題を中心にまとめたものです。客観的な数値での評価だけでなく,「人」を見る力を養ったうえでの面接を重視することにより,求める学生を入学させられるよう,全教員が力を合わせて取り組んでいただきたいと思います。

■学校が考える望ましい人材と受験生確保の取り組み
片岡 和江
■これからの看護専門学校に求められる学生募集・入試の姿勢
沼内 裕/片貝 哲
■看護専門学校でAO入試を取り入れて
石田 文代
■入学試験における面接の重要性と面接官の注意点
北里 淳


第2特集 ナイチンゲール アップデート
 近代看護学の創始者フローレンス・ナイチンゲール。現代の日本でも,一般的な知名度も高く,また多くの看護学校の玄関には彼女の像が置かれているなど,広く看護師の代表として扱われています。
 しかし,彼女は過去の著名な看護師というだけの存在ではありません。彼女は政治家であり,統計学者であり,教育者であり,社会の問題を見つめ,保健・医療・福祉の世界に新しい仕組み,概念を多く生み出した改革者でした。
 彼女が生きた時代はほぼ1世紀前,確かに,社会情勢や環境は大きく変わりましたが,ナイチンゲールの思想や夢もまた,過去のものに過ぎないのでしょうか。
 今特集では,ナイチンゲールをとらえ直し,アップデートすることで,現代の日本の私たちがナイチンゲールに学べることは何なのか,学ぶべきことはどこにあるのか,看護の源流から溢れてくる,なお汲みつくせない可能性について,改めて検討したいと思います。

■なぜ今日もナイチンゲールなのか
小玉 香津子
■ナイチンゲールの名言秘話
金井 一薫
■ナイチンゲールをめぐる現代の論争 歪められるナイチンゲール像
小南 吉彦
■海外に生きるナイチンゲール
神谷 英美子
■初学者へ伝えたいメッセージ
授業のなかのナイチンゲール
石束 佳子
■学生の「看護師像」の具体化のために
授業のなかのナイチンゲール
青木 智子
■彼女の思想,生き方から学んでほしいこと
授業のなかのナイチンゲール
永田 ゆき生
■ナイチンゲールからつながる現代の在宅看護
小川 典子


●新連載 卒業前の看護実践能力育成への取り組み
 愛知県立大学看護学部「看護の統合と実践」検討プロジェクト・1
「看護の統合と実践」プログラム開講以前からの取り組みと全体概要
大津 廣子/山口 佳子
●心一文字・9
『決』
園家 文苑/水戸 優子
●LGBT×看護学生×医学生 性と生と医療のはなし・4
トランスジェンダーと医療(2) 性別適合手術のこと,そのあとのこと
山下 奈緒子/清水 真央
●看護はやっぱり面白い!? アラフォー女子大生の「看護」探求の日々・21
その人らしい「生」とは
片山 紀子
●“医療安全力”を育むリスクアセスメントトレーニング・5
未然防止の視点から何をどこまで教育するか?
斉藤 奈緒美/石川 雅彦
●ナースよ,リアリストたれ! 中西睦子が語る看護と教育・9
目覚めた人がものを言う態勢をどうつくるか
中西 睦子/松澤 和正
●ひろがる災害医療と看護 身につけるべき知識とスキル・11
被災者・支援者の心理反応 災害直後のこころのケア
 WHO版心理的応急処置(サイコロジカル・ファーストエイド)の支援とは
大沼 麻実/大滝 涼子/金 吉晴
 災害時のメンタルヘルスケアと看護活動
石井 美恵子
●Mail from USA『JNE』を読み,世界の看護教育の流れを知る・65
看護師になるための試験とその合格率について
石井 素子

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定価 1,512円
(本体1,400円+税8%)
(品切中)