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2014年08月号 (通常号) ( Vol.24 No.8)
特集 感染症を病歴と診察だけで診断する!
 感染症は最も医師の初期診療技術が問われる分野の一つかもしれない.「不明熱」「免疫不全の感染症」のように困難なものから,「見ればわかる」というような疾患まで,診断の鍵を握るのが病歴や身体診察といった基本的診察手技であることもよく見られるからである.今回の特集では,そのような初期診察技術がキラリと光る感染症症例を取り上げながら,診断のポイントを紹介していきたい.昨今,国際的な診断思考過程の基本的概念とされてきたSystem 1(直観的思考),System 2(分析的思考)にならい,その概念をディフォルメした形で2部構成として企画した.
〔企画:志水太郎(ハワイ大学内科)・忽那賢志(国立国際医療研究センター感染症内科)〕

■総論
本特集の活用の仕方 System 1とSystem 2を中心に
志水 太郎
感染症の診断学
忽那 賢志

■System 1 電光石火の感染症 Snap Diagnosis
赤いカメレオン! 多彩な症状に騙されるな
和足 孝之
のど痛いねん!
十倉 満
手足は病気を語る
渡辺 貴之
初キッスは苦い味
西野 宏一
秋○○はよめに食わすな
伊東 直哉
天の采配
朴澤 憲和
手は口と併せてモノを云う
小松 真成

■System 2 理詰めで追い詰める感染症
ドイツっぽくない麻疹
國松 淳和
感染性胃腸炎=「“除外×2”,のち“落とし穴×3”,ところにより一時 市中腸炎」
佐田 竜一
人も病気も見かけじゃない
羽田野 義郎
祇園にて 耳をすませば 三味の音
北 和也
航海の果てにたどり着く 熱帯の赤い海に浮かぶ白い島
忽那 賢志

今月のQuestion & Keyword Index
One more JIM


診断における初期診療技術教育のこれから,感染症を例に
志水 太郎・忽那 賢志
●What's your diagnosis?・140
アンドロイドは光速で
小山 弘・孫 瑜・高林 健介・中谷 理恵子・
大倉 敬之・桂 敏明・小田垣 孝雄
●Update '14
[インタビュー]JCHOが総合診療医を育てる!
尾身 茂
●JIMで語ろう
公開収録“見逃してはならない”疾患の除外ポイント(第2部)
萩原 將太郎・徳田 安春
●みるトレ
Case 65
忽那 賢志
Case 66
笠原 敬
Case 67
佐田 竜一
●レジデント Case Conference
繰り返す四肢脱力で受診した22歳男性
奈佐 悠太郎・仲里 信彦・篠原 直哉
●誰も教えてくれなかった不定愁訴の診かた・10
抑うつを背景にもつ身体症状へのアプローチ
太田 大介
●血液内科学が得意科目になるシリーズ・5
やばっ,血小板が少ない!(前編)
萩原 將太郎
●メンタルクリニック便り・26
いまどきの「うつ」の背景
市村 公一
●シネマ解題 映画は楽しい考える糧・86
「大いなる休暇」
浅井 篤
●次号(9月号) 特集 臨床医のための産業医マニュアル