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2012年05月号 (通常号) ( Vol.22 No.5)
特集 健診データで困ったら よくある検査値異常への対応策
 患者が異常値の出た健診結果をもって外来にやってきたら,ジェネラリストはどのように対応すればよいのでしょうか.成人の一般的な健康診断で異常値がみられた場合の相談者への説明と対応は,標準化されているようで標準化されていません.無症状で,検査値に軽度の異常がみられた場合,どの程度の間隔で再検するのかは迷うところです.本特集では,診療ガイドラインに基づいた異常値への対応方針をまとめてみました.

■総論
健康診断の至適間隔
高橋 理
要検査と言われて再検査を受けない人の頻度と,再検査を促す工夫
石川 善樹
■動脈硬化
a:頸動脈エコーで狭窄がある/b:血管年齢が実年齢よりも高い/
c:眼底で動脈硬化がある,と言われた
山崎 義光
■胸部単純X線写真
a:胸膜肥厚がある/b:ブラがある,と言われた
大隈 智尚・井上 義一
■腎臓
a:尿潜血が陽性/b:尿蛋白が陽性/c:クレアチニンに比べてBUNが少し高い/
d:尿酸が少し高い,と言われた
飯野 靖彦
■腹部エコー検査,内視鏡検査
a:胆嚢ポリープがある/b:胆石がある/c:ピロリ菌が陽性,と言われた
吉田 雅博
■血液
a:白血球が少ない/b:赤沈が亢進している/c:軽度の貧血がある,と言われた
北村 聖
■心電図
非特異的ST-T変化がある,と言われた
永井 利幸・香坂 俊
■肝臓
a:肝機能が正常でB型肝炎の抗原が陽性/
b:肝機能が正常でC型肝炎の抗体が陽性,と言われた
八橋 弘
■骨粗鬆症など
a:骨量が少ない/b:PSAが少し高い/c:聴力低下がある/
d:BMI(体重)の低下がある,と言われた
福田 洋・岡 芙久子・大池 美希・藤林 和俊
■コラム
臨床検査の標準化と臨床検査値
桑 克彦
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