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精神看護

2010年11月号 (通常号) ( Vol.13 No.6)
特集1 当事者ならわかる、木村敏。/特集2 女って大変。
■特集1 当事者ならわかる、木村敏。
べてる meets 木村敏@金戒光明寺永運院/京都
木村敏氏といえば、世界的な精神病理学者として知られている。「自己が自己であるとはどういうことか」という哲学的問題を、臨床現場で問い続けてきた方である。そこから産み出されてきた「人と人とのあいだ」についての膨大な考察は、海外も含めた数々の受賞歴が示すように多くの哲学者たちを魅了している一方で、その難解な印象から尻込みをする医療者も少ない。しかし、べてるの家では事情が違うらしい。「木村敏」という名が日常会話に頻出し、「なんであんなに病気のことをわかるってくれるんだろう」ときわめて臨床的な人としてまなざされているという。今回、べてるの一行が木村氏が居を構える京都を訪れ、由緒ある古寺にて相まみえることとなった。果たして、木村敏氏の何がべてるの面々を引きつけるのか――。


■特集2 女って大変。
女を生きるのは大変だ。人生において多くの女性が経験するであろう“女”役割との葛藤。仕事場でも家庭でも、女性だけにのしかかるこの重い荷物はなに? 使命感? 重圧感? 罪悪感? 引き裂かれ感? 女だけが持っていて、男は持っていない荷物。それをみつめる特集をつくりました。男を糾弾するためでもなく、社会変革といった大上段に立つのでもなく、読者、著者、みんなで「女を生きる大変さ」を認め合うために。

仕事と家事育児
経済構造と文化規範がズレた時代を生きる私たち
澁谷 智子
本気でフェミニズムを語ってみた
宮子 あずさ
ドライな母親は楽しい!?
萱間 真美
母はたいへん
山本 千恵子


■特別記事
国立精神・神経センター医療観察法病棟が、そのプログラムとノウハウを公開します(3)
幻覚・妄想の認知行動療法
菊池 安希子

■トピックス
世界へ飛ぶ精神科看護師【ネパール】
ネパールでのHIV/AIDS対策活動の経験
内藤 なづな

■HIV感染当事者に聞く
感染の社会的背景と当事者ネットワーク
小宮 敬子/大柄 昭子/松本 佳子/寺沼 古都/折笠 精士/内藤 なづな

■コンボ『こころの元気+』のアンケート結果より
今後期待される精神科薬物療法と地域医療
木村 尚美

■寄稿
サンデル教授の白熱講義に参加して「対話」を考える
安保 寛明

■FOCUS
救急要請全件に対応するトリアージシステム
吉見 聖伸

■≪新スタート≫精神看護INDEX その「領域」の動向がわかる
スーパー救急(精神科救急入院料)
松浦 好徳
高齢・療養・身体合併症
長井 由樹美
外来・訪問・地域
東 美奈子
専門看護師・認定看護師
武藤 教志
看護部長
大塚 恒子


●いつでも・どこでも・かんたんチーム医療4
チーム医療の扉をひらく第3の鍵 思いやる
いつもの暮らしへ戻るための対話
趙 岳人
●空想生活4
ホカホカな友だち
まるもと りえ
●解けるかな!?お薬クロスワードパズル
肥田 裕久
●気持ち悪い模様11
目玉模様 その3
綾屋 紗月
●べてる新聞『ぱぴぷぺぽ』76

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定価 1,296円
(本体1,200円+税8%)
(品切中)