2009年06月号
(通常号)
(
Vol.65
No.6)
昨今、保健現場で、若手保健師が日常活動を十分にできなくなっているという。ベテラン、中堅の保健師が業務に追われ、若手の人材育成に手がまわらないためらしい。保健師の世代交代が進むなかで、今後の若手の人材育成はどこの自冶体においても課題となっている。そこで伝えられるべき内容は、単なる技術ではなく、保健師の魂ともいえるものであり、それらは受け身の人材育成ではなく、能動自律の自己成長のなかで伝えられていくものであろう。
■保健師現任教育の全国状況
大場 エミ
昨今、保健現場で、保健師が日常活動を十分にできなくなっているという。日常業務に追われ、若手の人材育成に手が回らなくなっていることがその一因らしい。保健師現任教育の今後をどうするか?
■新任保健師育成に向けて退職保健師の果たす役割
梅庭 牧子
保健師の世代交代が進むのを受けて、2008年、「保健師『知の伝承』システム推進事業」が開始された。なかでも特徴的なのが、退職保健師の協力を得た「新任等保健師育成支援事業」だった。
■中堅保健師として先輩から引き継いだもの、守りたいもの
「中堅保健師が考えた新任期の人材育成マニュアル」の作成をとおして
中 由美
大阪府では、新任期保健師の育成を課題として、中堅期保健師が「人材育成マニュアル」の作成に取り組んだ。その過程は、中堅期保健師自らも自己成長する場として有意義なものとなった。
■伝えたいものをともに探りながら作成した次世代への伝承計画
永江 尚美・森山 佳江・藤谷 明子・加茂 尚美
島根県で独自の保健師業務要覧を作成してから5年が経過した2003年、「2007年問題」を踏まえた要覧の改訂が行われた。新任保健師と先輩との知恵が盛り込まれた「島根県保健師活動伝承計画」を紹介する。
■座談会 私たちが受け継いだこと、伝えたいこと
平野 かよ子・新谷 とも絵・藤谷 明子・浅井 典美
島根県で独自の保健師業務要覧を作成してから5年が経過した2003年、「2007年問題」を踏まえた要覧の改訂が行われた。新任保健師と先輩との知恵が盛り込まれた「島根県保健師活動伝承計画」を紹介する。
■PHOTO 「まちづくり」の現場
「元気な笑顔でバイバイキ~ン」
長崎県県南保健所の感染予防対策事業
■PICK UP 「まちづくり」の現場
乳幼児を感染症から守ろう! 「元気な笑顔でバイバイキ~ン」事業の取り組み
川口 朋美・永峯 卓哉
■特別記事
特定健康診査・保健指導を円滑に実施するための保健所の取り組み
松尾 やす子・他
■総説
子育て支援の場としての乳幼児健診のこれからと保健師の役割
都筑 千景
■研究
市町村保健師の専門的能力の認知とその関連要因
野中 茂子・松田 正己
●ニュースウォーク・135
臓器移植法修正迫られ
白井 正夫
●対応困難ケースに出会う保健師のための メンタルヘルスの知識と技術・13
Clinical Conference 6 病的体験を有する精神疾患・2
姫井 昭男
●映画で読み解く ジェネレーション解体新書・3
団塊ジュニア・ポスト団塊ジュニア・アラサー世代
横山 志奈
●看護系大学・研究所からのメッセージ・54
京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻予防看護学分野