2008年01月号
(通常号)
(
Vol.11
No.1)
天災・人災が起きると,
精神科病院では独特の条件が加わり,
さらに困難な事態となります。
独特の条件とは……
*患者さんが眠剤を飲んでいると目覚めない場合がある
*保護室が施錠されている
*各扉に鍵がかかっている
*パニック,興奮,あるいは妄想により動けない患者さんがいる
*身体状態が悪く,チューブ類,呼吸器類などをつけている人もいる
*外出,外泊などの把握が煩雑で難しい
などがあります。
そこで,「地震・火災など,不測の事態に対して精神科病院が日頃からできること」として参考になる取り組みを紹介していきます。
■病院火災に備え「本当に動ける」体制を整備、訓練を徹底
後藤 満津子
■災害時でも患者さんの居場所がわかる、携帯版『患者所在確認表』を作製
松田 優二・熊谷 直樹
■地震、カミナリ、火事、オヤジ
向谷地 宣明・池松 麻穂
■FOCUS
精神科とナースコール
加勢 奈美
■特別記事
精神看護学の授業に悩みを感じている先生たちへ・2
《実習指導編》指導が指導になるとき・ならないとき
目黒 悟
■トピックス
2007世界精神保健会議in香港 参加印象記
田中 美恵子(コラム:宇田川 健)
●新連載 「身体と薬」をめぐる見逃せない情報・1
薬の受容体プロフィールを見れば「副作用」は予測できます
長嶺 敬彦
●新連載 中井久夫 連続講義[補講]・1
境界例の人にどう接したらよいか
中井 久夫
●精神看護キーワード事典・22
リストカット、自傷行為、不安定な自己
萱間 真美
●フランスの芸術療法・音楽療法を探して・2
私が体験した音楽・芸術を用いたセッション
安積 美保
●研究・調査・報告
精神科関連多職種で勉強会を継続。参加者の「連携」意識はどう変わったか
埜崎 健治
●技法=以前・6
「病識」から「問題意識」へ
向谷地 生良
●べてる新聞『ぱぴぷぺぽ』・59
●宮子あずさのサイキア=トリップ・61
我が家のプチ被災
宮子 あずさ
●VOICE!
長期入院がなくなるかどうかは医療スタッフの意識にかかっている
違う病院に入職して「こんなにも違うのか」と驚いた
●忍ちゃんの あーっ!ニュースがきたぁー!!
患者が凶暴化? 病院――この危険な空間/映画『SiCKO』と同じ?? 治療費滞納患者を公園に放置
小川 忍