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看護管理

2008年09月号 (通常号) ( Vol.18 No.10)
特集 地域医療を守る「10対1」病院は何をめざすか
今年度の診療報酬改定では10対1入院基本料の点数が一律に引き上げとなった。地域の急性期医療を担う病院への評価ともとれ,対象病院からは概ね歓迎の声があがったが,各病院が将来めざしている方向性はさまざまだと思われる。
そこで本特集では,10対1入院基本料を算定している病院の看護管理者に,地域における自施設の役割とそれを果たすための看護管理上の工夫,診療報酬改定の影響,看護体制変更も含めた今後の方針などについて報告してもらった。急性期を主体に地域住民のニーズに応えてきた病院が,将来を構想しこれからとるべき戦略を考えるうえでの課題を共有したい。


■地域の特殊性に応じたオリジナルなアイデアで活力ある看護実践を
佐藤 美子
2次救急から在宅までの医療サービスを担う関越病院。看護管理者として将来を見据えて考える岐路に立たされていると感じている筆者が現状と課題を分析しつつ,質向上への取り組みを含めた今後の方向性を探る。

■地域密着型の急性期病院としてDPCを導入しつつ地域連携を進める
福井 智賀子
高の原中央病院では,地域の急性期医療を担うという観点から,将来的に7対1入院基本料を目標とし,地域の医療機関との機能分化と連携を進めている。現状の取り組みと今後どのような体制を構築していくかについて報告する。

■地域の急性期医療を担い続けるための看護師確保策
丹野 宏美
新葛飾病院は,9年前に療養型病院から循環器を中心とした急性期病院へと大きな変革を行なった。その役割を引き続き果たしていくために,看護師確保の観点から病院組織が一丸となって職場環境の見直しと改善に取り組んだという。その成果を中心に紹介する。

■組織の継続のために変革に立ち向かう
地域医療の質を向上させる役割を担って
田地 直子
病院は公的社会資本であるとの信念のもと,安全で質の高い効率的な医療の提供をめざしている厚生中央病院。チーム医療の推進や看護必要度の活用などの対策と併せて,医療制度に左右されない看護観を持ち続けることの大切さについても述べる。


●看護部長から新人ナースへ,新人ナースから看護部長へ・10
「日立製作所水戸総合病院」
永井 庸次/古市 美枝子/佐藤 希美/樋口 基明/仲田 美幸/関根 香織
●1ページ1テーマ
日本看護倫理学会の誕生とこれから
高田 早苗
●企業経営から学ぶ―看護管理者に求められる経営ビジョンと社会貢献・4
変化を機会としてとらえミッションやビジョンに向かうこと
大塚 三紀子/青木 菜穂子
●スクラブナース4年生・40
“Dr.ナース”
鈴木 美穂
●はじめてのMaIN―『ナースのための管理指標MaIN』活用レシピ・9
実践編4 管理者研修のプランニングと成果
太田 加世/竹内 良子/北神 洋子
●医療安全リーダーシップ・9
卒前医療安全教育における臨床のリーダーシップ
石川 雅彦
●医者ときどき看護師・9
医者になって「失った」もの
平林 大輔
●仕事に燃える現場づくりのヒント・6
真剣に「マナー」を考えよう! その2
松村 啓史/青木 菜穂子
●やじうま宮子の看護管理な日々―看護師長でいこう!・30
就職説明会で思ったこと
宮子 あずさ
●おとなが読む絵本―ケアする人,ケアされる人のために・38
心を豊かにする幻想的な世界
『白い牛をおいかけて』 『天使のえんぴつ』
柳田 邦男

■NAレポート
国際モダンホスピタルショウ2008に8万人が参加
本誌編集室

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