2007年07月号
(通常号)
(
Vol.12
No.7)
■介護職に必要な「医療行為外の医療行為」を知る
和田 忠志
(介護職からよく質問されるのは「どのような状態のときに病院にかかればよいのか」ということ。6つの基準をあげて回答し,さらに医政発第0726005号により介護職にも認められた11の「医療行為外の医療行為」について解説します。)
■在宅介護という行為の現実と法の狭間で
川口 有美子
(介護職の医療的ケアをテーマに開かれたパネルディスカッション「介護職と医療・訪問看護職の協同」をコーディネイトした立場から,そして患者家族の立場から,現状を変え,めざすは「介護の社会化」であると提言します。)
■家族以外の介護者による医療的ケアの必要性について
川上 純子
(配偶者をALSで亡くした筆者による日本ALS協会への参加,千葉県支部を設立した経緯,現在行なっている活動についての報告です。ヘルパーによる吸引の普及は今後の課題であると結ばれています。)
■介護職の思いを伝える
介護研究会主催パネルディスカッション「介護職と医療・訪問看護職の協同」より
安達 マツ子
(介護職が携わる医療行為外の医療行為とはどのようなものなのか。介護職が医療行為を行なうということが持つ意味とは。介護職は医療行為に関する教育を受けるべきであると,真摯に当事者の思いを伝えます。)
■在宅で医行為の必要な利用者への看護と介護の連携
訪問看護の立場から
佐藤 美穂子・小倉 朗子・田中 雅子・柴崎 祐美
(いま,在宅療養の場で看護と介護の円滑な連携が必要とされる理由,スムーズに実施していくためにどうすればよいのか。具体案として,利用者と医師,看護師,訪問介護職の連携協定書を紹介します。)
■特別記事
療養通所介護における終末期ケア 3回にわたる生命の危機を脱した事例を通して
比護 由紀・古橋 聡子・麻続 恵・篠田 道子
(「3度の生命の危機」を乗り越え,在宅療養を継続している事例の報告を通して,昨年創設された「療養通所介護」におけるケアの可能性を報告します。)
高齢者の権利擁護のための成年後見制度 その現状と課題
池田 恵利子
(まだ十分利用されているとはいえない「成年後見制度」。その現状について紹介し,本当に役立つ制度とするためには市民の理解と参加が重要であり,1つひとつの手続きにも意味があることがわかります。)
能登半島地震の被災地から 「もしも……」が現実になって
中村 悦子
(2007年3月に起きた能登半島地震。地震発生後,市立病院地域医療連携室の訪問看護師として活動した筆者からの報告です。栄養サポートチームの活動と気づきも述べられています。)
■訪問ほっとらいん
最新デンマーク介護事情
高齢者の24時間ホームケアを題材に
高野 龍昭
●時間を忘れて・7
蚊帳の思い出
天方 晴子
●訪問看護時事刻々
業務範囲の見直し
石田 昌宏
●(新連載)訪問看護師に必要な口腔ケアの知識・1
まず,自分自身の口腔管理をしましょう
角 保徳
●もの忘れを補うモノたち―簡単な道具と機器による認知症・記憶障害の方への生活支援・3
メモリーエイドによる記憶補助(2)
安田 清
●ほんとの出会い・16
ことば,その弱さ,その強さ
岡田 真紀
●わたしのことをわたしから・7
ありのままの自分を
長塚 麻衣子
●大牟田発!地域の縁側で認知症ケア・4
今日は藤井さん家に行く日
牧坂 秀敏
●家族にできるケアの手引き―在宅で療養するがん患者の家族のための事前説明ブックレット・10
医療処置法・3 点滴(中心静脈栄養法)
福井 小紀子・田中 千賀子
●訪問看護のパイオニアたち・14
大学病院の総合相談部で訪問看護を行ない,病棟・外来・在宅をつないだ遠藤信子さん
宮田 乃有・他
●わが憧れの老い・10
池波正太郎 職人気質をもち続けた老い
服部 祥子
●桜色のハーフコート・11
誘いの手/怒りの刃
赤川 次郎