医学書院

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死を前にした人に あなたは何ができますか?




著:小澤 竹俊
  • 判型 A5
  • 頁 168
  • 発行 2017年08月
  • 定価 2,160円 (本体2,000円+税8%)
  • ISBN978-4-260-03208-7
「わかってくれる人」に、私はなりたい
看取りの現場では、答えることのできない問いを突き付けられる。「下の世話になるくらいなら、いっそ死にたい」「どうしてこんな目に合うの?」。そこでは説明も励ましも通用しない。私たちにできるのは、相手の話を聴き、支えを見つけること。言葉を反復し、次の言葉を待つこと。それは誠実に看取りと向き合ってきた在宅医がたどりついた、穏やかに看取るための方法。死を前にした人に、私たちにはできることがある!
死を前にした人にあなたは何ができますか?PV
目 次
はじめに

序章 苦しむ人への援助と5つの課題
 第1の課題 援助的コミュニケーション
 第2の課題 相手の苦しみをキャッチする
 第3の課題 相手の支えをキャッチする
 第4の課題 相手の支えを強める
 第5の課題 自らの支えを知る

第1章 援助的コミュニケーション
 相手の苦しみをわかること,理解することはできるのか?
 わかってくれる人になるための聴き方
 聴き方の技法 反復
 聴き方の技法 沈黙
 聴き方の技法 問いかけ

第2章 相手の苦しみをキャッチする
 相手の苦しみに気づく感性を養う
 苦しみは,希望と現実の開きである
 苦しみを2つに分けて考える
 すべての苦しみをゼロにすることはできない

第3章 相手の支えをキャッチする,強める
 それはゴミか,宝物か
 “死”を穏やかなものと見る人がいる
 苦しみを通して気づく“支え”
 3つの支え
 将来の夢
 支えとなる関係
 選ぶことができる自由
 支えを見つける9つの視点

第4章 自らの支えを知る
 自分自身を認めることができる時
 自分自身を認めることができない時
 自分に「よくできました」と言えない時
 自分を認めることの大切さ-「これで良い」という言葉

第5章 援助を言葉にする-事例で学ぶ援助の実際
 事例紹介の文章から,苦しみと支えをキャッチする
 事例検討シートを活用する
 事例検討の実際
  事例1 病状を認めようとしないOさん
  事例2 1人暮らしで自宅での生活を希望するUさん
  事例3 「もう死んでしまいたい」と訴えるTさん

おわりに

Column
 Column 1 本を読んでも泳げない
       -エンドオブライフ・ケア援助者養成基礎講座の勧め
 Column 2 意思決定支援
       -本人が最も大切にしてきたことは何でしょうか?
 Column 3 人生の最終段階に共通する自然経過
 Column 4 ディグニティセラピー
       -「これまで」と「これから」をつなぐグリーフケア

Episode
 Episode 1 「反復」の難しさ
 Episode 2 まさかの“全権掌握宣言”
 Episode 3 お母さんを一文字で表すとしたら?
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