医学書院

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オープンダイアローグとは何か




著+訳:斎藤 環
  • 判型 A5
  • 頁 208
  • 発行 2015年07月
  • 定価 1,980円 (本体1,800円+税10%)
  • ISBN978-4-260-02403-7
“開かれた対話”が、なぜ驚くほどの効果を上げるのか!?
依頼があったら「24時間以内」に精神科の「専門家チーム」が出向く。そこで患者・家族・関係者をまじえて、状態が改善するまで、ただ「対話」をする———フィンランド発のシンプルきわまりないこの手法に、なぜ世界が注目するのか?
オープンダイアローグの第一人者セイックラ氏の論文と、斎藤環氏の熱情溢れる懇切丁寧な解説が融合。生き生きとした事例、具体的なノウハウ、噛み砕いた理論紹介で、オープンダイアローグの全貌がわかる!

●新聞で紹介されました!
《症状が他者と分かちあわれ人間全体の事象として受け止められたとき、患者のなかに安心感が芽生え、結果として症状が消える。その鍵が言葉にあるという考え方は大きな励ましだ。》-大竹昭子(作家)
(『朝日新聞』2015年8月30日 書評欄・BOOK.asahi.comより)

《斎藤さんは「妄想という強固な建築物が、みんなで共有しようとした瞬間に崩れ去ってしまう。私自身も、そうした例を見てきている」と話す。》
(『毎日新聞』2015年8月30日 東京朝刊 出版:精神科医・斎藤環さん「オープンダイアローグとは何か」 妄想、幻覚 対話で抜け出す
目 次
第1部 解説 オープンダイアローグとは何か (斎藤環)

 はじめに それは“本物”だろうか?

 1 オープンダイアローグの概略
   全体をざっくりつかんでみよう
   どんなルールで進められるのか
   リフレクティングとは何か

 2 オープンダイアローグの理論
   ミクロポリティクス
   詩学1 不確実性への耐性
   詩学2 対話主義
   詩学3 社会ネットワークのポリフォニー

 3 オープンダイアローグの臨床
   それはどんな経験だったのか
   ミーティングの実際
   実践のための12項目

 4 オープンダイアローグとその周辺
   ポストモダン
   オートポイエーシス
   精神分析
   ケロプダス病院の実情
   「べてるの家」との類似性

 5 本書に収録した論文について

 おわりに 私たちに「不確かさへの耐性」はあるか


第2部 実践者たちによる厳選論文 オープンダイアローグの実際

 1 精神病急性期へのオープンダイアローグによるアプローチ
  ———その詩学とミクロポリティクス
  The Open Dialogue Approach to Acute Psychosis:
  Its Poetics and Micropolitics.
  (Jaakko Seikkula & Mary E. Olson)

 2 精神病的な危機においてオープンダイアローグの成否を分けるもの
  ———家庭内暴力の事例から
  Open Dialogues with Good and Poor Outcomes for Psychotic Crises:
  Examples from Families with Violence.
  (Jaakko Seikkula)

 3 治療的な会話においては、何が癒やす要素となるのだろうか
  ———愛を体現するものとしての対話
  Healing Elements of Therapeutic Conversation:
  Dialogue as an Embodiment of Love
  (Jaakko Seikkula & David Trimble)


用語解説
索引
著訳者紹介

あとがき
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