医学書院

商品写真

市中感染症診療の考え方と進め方 第2集

IDATEN感染症セミナー実況中継


編集:IDATENセミナーテキスト編集委員会 
  • 判型 B5
  • 頁 364
  • 発行 2015年07月
  • 定価 6,050円 (本体5,500円+税10%)
  • ISBN978-4-260-02056-5
研修医・若手医師から支持されている人気のセミナーを書籍化!
わが国の感染症診療の新時代を切り拓いてきたIDATEN(日本感染症教育研究会)。その気鋭の講師陣が研修医・若手医師を対象に開いた感染症サマーセミナーの内容を、診療の現場で役立つ実践的な情報として理解できるように、思考プロセスがみずみずしく伝わるスタイルでまとめた。セミナーで演者に寄せられた質問は「臨床で悩みがちなQ&A」として、各章の項末に掲載。
目 次
 序

第1章 感染症診療の基本原則(大曲貴夫)
 1.臨床推論は一般診療の大前提
 2.患者背景を理解する
 3.どの臓器の問題か
 4.原因となる微生物を詰める
 5.どの治療を選択するか
 6.適切な経過観察
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第2章 小児の発熱へのアプローチ(上山伸也)
 1.小児の特殊性—成人との違いとは?
 2.3歳までの小児の発熱のマネジメント
 3.小児における熱源不明の発熱へのアプローチ
 4.WBCとCRPは有効か
 5.予防接種の重要性
 6.ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチン—何回接種していれば有効か?
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第3章 予防接種入門(齋藤昭彦)
 1.定期接種と任意接種ワクチン
 2.同時接種
 3.接種部位と接種方法
 4.異なるワクチンの接種間隔
 5.ワクチンの副反応と有害事象
 6.ワクチンの効果と副反応
 7.ワクチンの集団免疫効果
 8.最近注目されているワクチン
 9.日本小児科学会の予防接種に関する活動
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第4章 「風邪」の診かた(岸田直樹)
 1.風邪って何でしょう?
 2.風邪(急性上気道炎)の定義
 3.ところが風邪診療は意外に侮れない.その現状を把握しよう
 4.「風邪」に対する医師の役割って何でしょうか
 5.イメージからわかる風邪(ウイルス性上気道感染症)の特徴とは?
 6.「3症状チェック」のコツと注意事項
 7.3領域でも特にピットフォールが少ないのは鼻症状がある時.
   喉症状,咳症状が強い時は注意
 8.風邪のことが多い鼻症状メイン型からわかる
   細菌性とウイルス性へのアプローチ
 9.膿性鼻汁(膿性痰)は細菌性か
 10.膿性細菌性副鼻腔炎の特徴からみえる,細菌性を見極めるコツ
 11.細菌性かウイルス性か? 2峰性の病歴に注目
 12.片側性の頬部痛も細菌性の特徴
 13.ではどうする? 細菌性副鼻腔炎として治療が必要な場合
 14.「細菌感染症=全例抗菌薬治療」ではない
 15.気道感染症では「ウイルス vs 治療が必要な細菌感染症」と考える
 16.細菌性副鼻腔炎の治療薬適応
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第5章 急性咽頭炎のマネジメント(米川真輔)
 1.喉が痛い!?
 2.扁桃って何してる?
 3.咽頭炎・扁桃炎の原因
 4.咽頭痛を3つに分類しよう
 5.A群β溶連菌は奥が深い!?
 6.その他の細菌感染症
 7.ウイルス感染症
 8.見落としてはいけない咽頭痛+全身症状
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第6章 肺炎のマネジメント(森岡慎一郎)
 1.症例提示
 2.胸部単純X線写真を撮るか
 3.入院適応はあるか
 4.どうやって原因微生物を詰めるか
 5.どの抗菌薬を選択するか
 6.肺炎診療での適切な経過観察
 7.肺炎がよくならない時に考えること
 8.抗結核薬でもあるニューキノロン系抗菌薬
 9.予防接種と患者教育
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第7章 リンパ節腫脹のマネジメント(馬渡桃子)
 1.何がリンパ節腫脹を起こすのか
 2.年齢に注目
 3.問診事項
 4.リンパ節の触診
 5.リンパ節の性状
 6.全身性リンパ節腫脹
 7.限局的リンパ節腫脹
 8.随伴症状から鑑別
 9.症例提示
 10.生検はどんな時に適応するか
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第8章 頭頸部感染のマネジメント(上蓑義典)
 1.症例提示
 2.深頸部感染症の特徴
 3.解剖学的なスペースをまず理解する
 4.スペース間はつながっている
 5.顎下隙の感染症—Ludwig angina
 6.症例の経過
 7.咽頭側隙の感染症とLemierre症候群
 8.咽頭後隙の感染症—咽後膿瘍
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第9章 感染性腸炎のマネジメント(倉井華子)
 1.下痢の定義
 2.その下痢は本当に腸炎か
 3.脱水の評価と補正
 4.微生物の推定
 5.下痢の発症場所から考える
 6.大腸型か小腸型か
 7.各微生物の臨床像
 8.抗菌薬治療
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第10章 腹腔内感染症のマネジメント(大路剛)
 1.腹腔内感染症を疑う時—診断の3要素からみる腹腔内感染症
 2.症例へのアプローチ
 3.腹腔内感染症の診断の落とし穴
 4.腹膜炎と膿瘍
 5.急性胆管炎
 6.急性胆嚢炎
 7.虫垂炎
 8.憩室炎
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第11章 胆道系感染症のマネジメント(矢野晴美)
 1.急性胆道炎の歴史
 2.現場での鑑別診断のポイント
 3.急性胆道感染症の診断基準と重症度
 4.抗菌薬による治療
 5.抗菌薬の最適化
 6.抗菌薬の治療期間
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第12章 尿路感染症のマネジメント(織田錬太郎)
 1.症例提示
 2.分類
 3.症状とリスクファクター
 4.身体診察のポイント
 5.尿路感染症を疑ったらどのような検査をするのか
 6.診断のポイント
 7.尿路感染症に入院は必要か
 8.尿路感染症の治療
 9.治療効果判定
 10.再発予防
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第13章 PID・STIのマネジメント(本郷偉元)
 1.症例提示
 2.女性の腹痛
 3.PIDとは?
 4.発症機序
 5.PIDがなぜ大事か
 6.起因菌
 7.リスクファクター
 8.sexual historyのとり方
 9.症状
 10.診断と治療開始
 11.入院
 12.治療レジメン
 13.経過フォローと治療期間
 14.他に留意すべきこと
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第14章 皮膚・軟部組織感染症のマネジメント(法月正太郎)
 1.皮膚・軟部組織感染症を理解するためのポイント
 2.見た目だけで判断できるのか
 3.丹毒や蜂窩織炎はcommonだが要注意
 4.重症皮膚軟部組織感染症の代表格,壊死性筋膜炎
 5.注意深く経過フォローすることの大切さ
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第15章 骨・関節感染症のマネジメント(上原由紀)
 1.骨髄炎
 2.関節炎
 3.症例提示
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第16章 髄膜炎のマネジメント(蓮池俊和)
 1.細菌性髄膜炎は内科エマージェンシー
 2.細菌性髄膜炎ってどんな病気?
 3.症例提示
 4.いつ髄膜炎を疑うか
 5.検査
 6.治療
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第17章 感染性心内膜炎のマネジメント(山本舜悟)
 1.IEの頻度
 2.抗菌薬がなかった時代
 3.疑う人がいれば診断される
 4.診断するにはIEを疑うところから始める
 5.症例における診断の流れ
 6.同時多発テロ的
 7.Dukeの基準
 8.IEの診断で心エコーはやっぱり経食?
 9.黄色ブドウ球菌の菌血症をなめるな!
 10.IEの治療期間
 11.IEの手術適応
 12.早期診断で早期治療を
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第18章 敗血症のマネジメント(大野博司)
 1.症例提示
 2.敗血症とは何か
 3.バイタルサインと採血データを確認
 4.ERでの循環管理
 5.敗血症の患者評価に必要な診察・検査
 6.敗血症における抗菌薬投与のポイント
 7.重症敗血症,敗血症性ショックに対する循環管理
 8.EGDTの問題点
 9.現在のICUでの循環管理
 10.クリティカルケアでよく使われる強心薬・血管収縮薬
 11.輸液負荷による体液過剰
 12.重症敗血症,敗血症性ショックでの補助療法
 13.皮膚軟部組織感染症と敗血症
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第19章 致死的・緊急的感染症のマネジメント(細川直登)
 1.致死的・緊急的感染症の考え方
 2.病態を知る・病原微生物を知る
 3.緊急事態を起こしやすい患者背景(基礎疾患)
 4.症例提示1:「こんなの切るの?」
 5.症例提示2:「Yにきました」
 6.症例提示3:電撃性紫斑病
 7.その他の緊急的感染症
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第20章 非専門医のためのHIV感染症のマネジメント(松永直久)
 1.症例提示
 2.性感染症(STI)
 3.STI関連の問診で大切なこと
 4.HIVの診断
 5.HIV検査の流れ
 6.HIV/AIDSの疫学
 7.HIV診断後の流れ
 8.HIV患者が受診したら
 9.HIV専門医からのメッセージ
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

第21章 海外渡航帰りの発熱患者へのアプローチ(岩渕千太郎)
 1.症例提示
 2.「海外」とひとくくりにしない
 3.潜伏期と滞在歴から絞り込む
 4.滞在先の行動は重要な手がかり
 5.現地の情報を自分でも確認しよう
 6.症状では発熱以外に着目し国内で診断・対応が難しいものは早めに除外
 7.海外帰りの発熱ではマラリアを見逃さない
 8.マラリア診断のポイント
 9.マラリア以外に注意すべき発熱
 10.初期ワークアップで行う検査
 11.海外渡航後の発熱患者は帰宅させてもよいか.フォローアップは?
 12.海外渡航で感染症による死亡割合は少ない
  take home message/臨床で悩みがちなQ&A

 索引
関連書
  • 商品写真
    市中感染症診療の考え方と進め方 
    IDATEN感染症セミナー
    編集:IDATENセミナーテキスト編集委員会 
    定価 3,850円 (本体3,500円+税10%)
    ISBN978-4-260-00869-3
  • 商品写真
    病院内/免疫不全関連感染症診療の考え方と進め方
    IDATEN感染症セミナー
    編集:IDATENセミナーテキスト編集委員会 
    定価 5,500円 (本体5,000円+税10%)
    ISBN978-4-260-01244-7
  • 商品写真
    誰も教えてくれなかった「風邪」の診かた 感染症診療12の戦略
    (第2版)
    著:岸田 直樹
    定価 3,850円 (本体3,500円+税10%)
    ISBN978-4-260-03963-5