医学書院

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ニューロリハビリテーション




編集:道免 和久
  • 判型 B5
  • 頁 328
  • 発行 2015年05月
  • 定価 4,620円 (本体4,200円+税10%)
  • ISBN978-4-260-02009-1
リハビリテーションの臨床が変わる!
近年リハビリの現場で注目を集めている「ニューロリハビリテーション」。本書では本来の“Neuroscience based rehabilitation”の立場から、脳の可塑性をはじめとする最新の脳科学の知見から発展したCI療法などの各種ニューロリハビリテーションの実際について、運動制御や運動学習を中心とした視点から解説。高度な記載は随時コラムで補足するなど初学者にも分かりやすくまとめられている。
目 次
第1章 ニューロリハビリテーション概論
     1 脳の可塑性に関する歴史
     2 ニューロリハビリテーションの時代へ
     3 ニューロリハビリテーション臨床の歴史

第2章 ニューロリハビリテーションの基礎
 1 脳の可塑性と皮質の再編成-使用依存性脳可塑性-
     1 古典的な体性機能局在
     2 体性局在の変化
     3 幻肢痛患者における「皮質の再編成」
     4 運動関連皮質の体性局在
     5 巧緻性訓練による運動関連皮質の可塑性
     6 皮質間の線維連絡の変化
     7 大脳皮質における神経可塑性のメカニズム
 2 運動制御理論
     1 運動制御のために脳が解決すべき問題
     2 古典的運動制御仮説
     3 計算神経科学
     4 冗長性の問題
 3 古典的運動学習理論
   1 シュミットのスキーマ理論
     1 スキーマ理論の背景
     2 スキーマ理論
     3 スキーマ理論と運動学習
     4 スキーマ理論と感覚運動学習
   2 ダイナミカル・システム・アプローチによる運動制御・学習の研究
     1 はじめに
     2 自己組織化は拘束因子によってもたらされる
     3 自己組織化をどのように研究するのか?
     4 振子モデルのダイナミクスが表す周期運動パフォーマンスの特徴
     5 身体運動を“ポテンシャルの場に展開するダイナミクス”として捉える
     6 拘束因子としての動作生成の意図と習得された動作の記憶
     7 ダイナミカル・システムの概念からみた運動学習
     8 運動学習を促進するための指導の指針
     9 まとめ
 4 最近の基礎研究
     1 はじめに
     2 第一次運動野損傷動物モデルを用いた脳の機能回復メカニズムの研究
     3 動物モデルを用いた脳損傷後の機能回復にかかわる脳研究
     4 まとめ
 5 脳計算論における運動学習理論
     1 はじめに
     2 計算論とは
     3 運動学習理論
     4 腕の運動学習
     5 まとめ
 6 運動学習理論の臨床的考察
     1 脳科学を臨床的に応用する前の注意点
     2 運動制御理論の対立から融合
     3 フィードバック誤差学習の脳科学
     4 フィードバック誤差学習の臨床
     5 教師なし学習
     6 強化学習
     7 メタ学習

第3章 ニューロリハビリテーションの実際
 1 CI療法
   1 CI療法概説
     1 概要
     2 歴史
     3 適応
     4 エビデンス
     5 CI療法と脳の可塑性
   2 CI療法の実際
     1 はじめに
     2 CI療法の適応
     3 CI療法の構成要素
     4 CI療法の運営方法
     5 まとめ
   3 Transfer packageの実際
     1 Transfer packageとは
     2 UABと兵庫医科大学病院のtransfer packageの違い
     3 Transfer packageの構成要素
     4 まとめ
   4 運動学習療法としてのCI療法
     1 はじめに
     2 麻痺手による訓練
     3 課題指向型訓練
     4 多様性と繰り返し
     5 達成感(報酬),難易度調整,対象者とのかかわり方
     6 Transfer package
     7 まとめ
   5 CI療法の最近の議論から
     1 はじめに
     2 CI療法の実践形態に関する議論
     3 CI療法の効果予測に関する議論
     4 脳卒中上肢以外に対するCI療法の臨床応用
     5 両手動作訓練か? 片手動作訓練か?
   6 CIAT
     1 CIATの概要
     2 CIATの治療内容
     3 評価方法
     4 CIATの臨床研究
     5 CIATと脳機能イメージング
     6 最近の知見
     7 まとめ
 2 ロボット療法
   1 上肢リハビリロボット
     1 はじめに
     2 上肢ロボットの実際
     3 上肢ロボットの効果
     4 今後の課題
     5 まとめ
   2 下肢リハビリロボット
     1 ニューロリハビリテーテョンにおけるロボット介入の意義
     2 ロボットによる運動制御
     3 代表的な歩行支援ロボット
     4 ロボットの今後の展望
 3 HANDS療法
     1 はじめに
     2 HANDS療法とは
     3 HANDS療法の実際
     4 研究成果
     5 問題点と今後の課題
 4 反復経頭蓋磁気刺激法,経頭蓋直流刺激法を用いたニューロリハビリテーション
     1 はじめに
     2 ニューロモデュレーション
     3 ニューロモデュレーションを用いた治療
     4 刺激方法の問題点
     5 ニューロモデュレーションの応用
     6 まとめ
 5 促通反復療法などの神経筋促通手技
     1 はじめに
     2 従来の神経筋促通手技とその問題点
     3 促通反復療法とその理論
     4 促通反復療法のエビデンス
     5 促通反復療法の適応と実際
     6 神経筋促通手技の今後
 6 下肢に対する機能的/治療的電気刺激
     1 はじめに
     2 機能的電気刺激(FES)療法とは(歴史・種類)
     3 表面刺激型機能的電気刺激療法(使用方法)
     4 体内埋め込み型磁気刺激駆動型装置
     5 治療的電気刺激(TES)の効果
     6 治療的電気刺激(TES)の今後の展望
 7 下肢のその他のニューロリハビリテーション
     1 はじめに
     2 課題特異的訓練とそれに影響する因子
     3 免荷式トレッドミル歩行訓練(BWSTT)
     4 下肢装具の有用性
     5 下肢麻痺に対するCI療法
 8 認知系からのニューロリハビリテーションアプローチ
     1 はじめに
     2 ミラーセラピー
     3 運動イメージ
     4 プリズム適応
     5 その他の認知系からのリハビリテーションアプローチ
     6 まとめ
 9 ニューロリハビリテーションとしてのボツリヌス療法
     1 はじめに
     2 痙縮に対するボツリヌス療法
     3 痙縮の病態
     4 ボツリヌス療法の効果と脳機能への影響
     5 ボツリヌス療法と他の治療法の併用の意義
     6 上肢のボツリヌス併用療法
     7 下肢のボツリヌス併用療法
     8 ニューロリハビリテーションとしてのボツリヌス療法の意義

第4章 ニューロリハビリテーションの展望
 1 BCI
     1 はじめに
     2 頭皮脳波を利用したBCI
     3 BCIにおけるリハビリテーション要素
     4 BCIによるニューロリハビリテーションの試み
     5 今後のBCIニューロリハビリテーション研究
     6 まとめ
 2 再生医療とニューロリハビリテーション
     1 はじめに
     2 幹細胞の基礎
     3 中枢神経系の再生医療とは
     4 再生医療の具体的なアプローチ方法
     5 神経新生・軸索伸長に注目したリハビリテーションの効果
     6 再生医療とリハビリテーションの併用
     7 今後の展望
 3 先端医療としてのニューロリハビリテーション
     1 現代医療におけるニューロリハビリテーションの考え方
     2 治療の有効性
     3 運動学習療法としてのCI療法
     4 運動学習療法
     5 有効なハイブリッド化が次の課題
     6 再生医療の時代

あとがき
索引
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