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介助にいかすバイオメカニクス




著:勝平 純司/山本 澄子/江原 義弘/櫻井 愛子/関川 伸哉
  • 判型 B5
  • 頁 216
  • 発行 2011年05月
  • 定価 4,212円 (本体3,900円+税8%)
  • ISBN978-4-260-01223-2
バイメカの理論を知れば、介助はうまくいく
重心、床反力、床反力作用点、関節モーメント、エネルギーなど、バイオメカニクスの基本事項をまず学び、立位/歩き始め、立ち上がり/座り、歩行、階段昇降動作、持ち上げ/移乗動作、車いすについて、正常と異常の違い、福祉用具を使用した際の変化を知る。その上で、臨床的に遭遇する介助の注意点についてポイントを絞って解説。本書で触れているバイオメカニクスの原則を理解すれば、あなたの介助は驚くほどうまくいく。
目 次
 序

I バイオメカニクスの基本事項
  1 重心の考え方
  2 身体重心の考え方
  3 重心の変位,速度,加速度
  4 加速度と力の関係
  5 床反力とは?
  6 床反力作用点とは?
  7 床反力鉛直方向成分(1)
  8 床反力鉛直方向成分(2)
  9 床反力前後,左右方向成分
  10 力のモーメント
  11 関節モーメント
  12 下肢関節モーメント(1)
  13 下肢関節モーメント(2)
  14 腰部モーメント
  15 エネルギー
  16 パワー
II 立位と歩き始め
 1 一般的な立位と歩き始め
  1.1 一般的な立位
  1.2 立位の支持基底面
  1.3 立位に必要な関節モーメント(1) 矢状面
  1.4 立位に必要な関節モーメント(2) 前額面
  1.5 立位姿勢が不良なときの関節モーメント
  1.6 歩行開始のバイオメカニクス(1) 矢状面
  1.7 歩行開始のバイオメカニクス(2) 前額面
 2 福祉用具を用いた立位と歩き始め
  2.1 杖を使用した立位
  2.2 歩行器や平行棒を使用した立位
  2.3 福祉用具を使用した歩行開始
 3 立位姿勢の評価と歩行開始の介助
  3.1 立位姿勢の評価
  3.2 高齢者の姿勢と評価
  3.3 立位におけるCOP移動量の評価
  3.4 パーキンソニズムの歩行開始の訓練
  3.5 片麻痺者の歩行開始の訓練
III 立ち上がり/座り
 1 一般的な立ち上がり/座り
  1.1  立ち上がり/座り動作と支持基底面の関係
  1.2  立ち上がりのバイオメカニクス
  1.3  座り動作のバイオメカニクス
  1.4  体幹を大きく前傾した立ち上がり/座り
  1.5  足を後方へ引いた立ち上がり/座り
  1.6  動作速度の速い立ち上がり/座り
  1.7  座面の高さが違う椅子からの立ち上がり/座り
  1.8  腿に手をついた立ち上がり/座り
  1.9  ずっこけ姿勢のまま立ち上がる
  1.10 床からの立ち上がり,浴槽内からの立ち上がり
 2 福祉用具を用いた立ち上がり/座り
  2.1 手すりの効果
  2.2 横手すり,肘掛を使った立ち上がり/座り
  2.3 昇降機能付き椅子
 3 立ち上がり/座りの介助
  3.1 体幹前傾が少ない者の立ち上がり動作の介助
  3.2 体幹が不安定で両下肢の筋力が不足している者の立ち上がり動作の介助(1)
  3.3 体幹が不安定で両下肢の筋力が不足している者の立ち上がり動作の介助(2)
  3.4 体幹が不安定で両下肢の筋力が不足している者の立ち上がり動作の介助(3)
  3.5 片麻痺者の立ち上がり動作の介助(1)
  3.6 片麻痺者の立ち上がり動作の介助(2)
  3.7 尻もちをつくように座ってしまう者の座り動作の介助
IV 歩行
 1 一般的な歩行
  1.1 歩行中の重心の動きと基底面
  1.2 歩行中の床反力
  1.3 速度が遅い歩行
  1.4 歩行中のロッカー機能
  1.5 歩行中の関節モーメント(1) 足関節
  1.6 歩行中の関節モーメント(2) 膝関節
  1.7 歩行中の関節モーメント(3) 股関節
  1.8 前額面内の筋の働き
  1.9 歩行時の衝撃吸収
 2 福祉用具を用いた歩行
  2.1 スロープ歩行
  2.2 平行棒・手すりを使用した歩行
  2.3 杖を使用した歩行の矢状面と前額面の動き
  2.4 杖使用時の上肢の負担
  2.5 歩行器・シルバーカーを使用した歩行
 3 歩行の介助と訓練
  3.1 安全で安定した歩行
  3.2 歩行の評価と介助
  3.3 歩行立脚初期から中期の訓練
  3.4 立脚中期から後期の訓練
  3.5 左右方向への訓練
V 階段昇降動作
 1 一般的な昇降動作
  1.1 昇降動作における重心移動
  1.2 階段の昇りと降りの違い(下肢の筋活動の収縮様式)
  1.3 階段の昇りと降りの違い(下肢にかかる負担)
  1.4 急な階段と緩やかな階段の昇降の違い(1) 昇り
  1.5 急な階段と緩やかな階段の昇降の違い(2) 降り
  1.6 階段二足一段と一足一段の違い
  1.7 降り動作で膝を曲げやすくする方法
 2 福祉用具を用いた昇降動作
  2.1 杖を使用した昇降動作
  2.2 手すりを使用した昇降動作
  2.3 手すりの使用による関節モーメントの軽減
  2.4 階段昇降機の役割
 3 昇降動作の介助
  3.1 階段昇りの介助
  3.2 階段降りの介助(1) 階段降り両脚支持期における補助,恐怖心の軽減
  3.3 階段降りの介助(2) 二足一段の降段動作における先に下ろした下肢の補助
  3.4 階段降りの介助(3) 二足一段の降段動作における後に下ろす下肢の補助
VI 持ち上げ・移乗動作
 1 一般的な持ち上げ動作
  1.1 物の持ち上げ動作と腰部負担(1)
  1.2 物の持ち上げ動作と腰部負担(2)
  1.3 重い荷物の持ち上げ動作
  1.4 姿勢の異なる持ち上げ動作
  1.5 持ち上げる速さの違いと腰部負担
 2 補助器具を使用した移乗介助動作と腰部負担
 3 持ち上げと移乗介助動作
  3.1 物の持ち上げ動作と移乗介助動作の違い
  3.2 イチ,ニノ,サンで移乗する
  3.3 様々な移乗介助動作
  3.4 臨床場面での移乗(1) 両下肢の支持性が低い場合
  3.5 臨床場面での移乗(2) 片側の支持性が低い場合
VII 車いす
 1 車いすと座位
  1.1 立位と座位の違い
  1.2 フットレストの役割(1)
  1.3 フットレストの役割(2)
  1.4 車いすクッションの役割
  1.5 リクライニングおよびティルティング機構
  1.6 片足こぎ車いす
  1.7 車いすと身体の合成重心
  1.8 ホイルベースと操作性
  1.9 後方転倒の危険因子
  1.10 車いすの介助
 2 車いすの調整
  2.1 フットレストの調整
  2.2 クッションの選定と調整
  2.3 多機能型車いすの使い方
  2.4 バックレストの調整

参考文献
索引
関連書
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