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≪シリーズ ケアをひらく≫

リハビリの夜




著:熊谷 晋一郎
  • 判型 A5
  • 頁 264
  • 発行 2009年12月
  • 定価 2,200円 (本体2,000円+税10%)
  • ISBN978-4-260-01004-7
痛いのは困る。気持ちいいのがいい。
現役の小児科医にして脳性まひ当事者である著者は、あるとき「健常な動き」を目指すリハビリを諦めた。そして、《他者》や《モノ》との身体接触をたよりに「官能的」にみずからの運動を立ち上げてきた。リハビリキャンプでの過酷で耽美な体験、初めて電動車いすに乗ったときのめくるめく感覚などを、全身全霊で語り尽くした驚愕の書。
*「ケアをひらく」は株式会社医学書院の登録商標です。

本書が新潮ドキュメント賞を受賞!
第9回新潮ドキュメント賞(主催:財団法人新潮文芸振興会 発表誌:「新潮45」)が2010年8月26日に発表となり,本書が選出されました。同賞は,ジャーナリスティックな視点から現代社会と深く切り結び、その構成・表現において文学的にも良質と認められる作品に授与されるものです。同賞の詳細情報は こちら(新潮社「新潮ドキュメント賞」のページ)

『シリーズ ケアをひらく』 が第73回毎日出版文化賞(企画部門)受賞!
第73回毎日出版文化賞(主催:毎日新聞社)が2019年11月3日に発表となり、『シリーズ ケアをひらく』が「企画部門」に選出されました。同賞は1947年に創設され、毎年優れた著作物や出版活動を顕彰するもので、「文学・芸術部門」「人文・社会部門」「自然科学部門」「企画部門」の4部門ごとに選出されます。
・ 同賞の詳細情報は こちら(毎日新聞社ウェブサイトへ)

●新聞で紹介されました!
《リハビリにとどまらず、体の「動き」の本質を問い直した。》
(著者来店:本よみうり堂:読売新聞(YOMIURI ONLINE)2010年3月14日より)

●雑誌で紹介されました!
《読めば読むほど、彼の物語にものすごく共感してしまったのである! 正月草々、目からウロコが落ちた気分だ。》 ―中村うさぎ氏(作家)
(『週刊文春』2010年1月21日号、1月28日号、2月4日号 連載コラム「さすらいの女王」にて3回連続で紹介されました)

●動画配信中!
著者・熊谷晋一郎氏からのメッセージです。

目 次
 はじめに

序章 リハビリキャンプ
第一章 脳性まひという体験
 1 脳内バーチャルリアリティ
 2 緊張しやすい体
 3 折りたたみナイフ現象の快楽
 4 動きを取り込み、人をあやつる
第二章 トレイナーとトレイニー
 1 ほどかれる体
 2 まなざされる体
 3 見捨てられる体
 4 心への介入が体をこわばらせる
 5 体への介入が暴力へと転じるとき
 6 女子大生トレイナーとの「ランバダ」
第三章 リハビリの夜
 1 夕暮れ
 2 歩かない子の部屋
 3 歩く子の部屋
 4 女風呂
 5 自慰にふける少年
第四章 耽り
 1 対比に萌える
 2 取り込めないセックス
 3 規範・緊張・官能
 4 打たれる少女
第五章 動きの誕生
 1 モノと作り上げる動き
 2 人と作り上げる動き
 3 「大枠の目標設定」が重要な理由
 4 世界にそそぐまなざしの共有
 5 助け合いから暴力へ
第六章 隙間に「自由」が宿る-もうひとつの発達論
 1 両生類と爬虫類の中間くらい?
 2 便意という他者
 3 身体に救われる
 4 むすんでひらいてつながって
 5 衰えに向けて

 注
 文献

 あとがき
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