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免疫学の巨人イェルネ




監修:宮坂 昌之
訳:長野 敬/太田 英彦
  • 判型 A5
  • 頁 488
  • 発行 2008年02月
  • 定価 5,060円 (本体4,600円+税10%)
  • ISBN978-4-260-00238-7
20世紀最大の医学思想である免疫学を樹立したイェルネの研究と生涯の全貌に迫る迫真のドキュメント
ノーベル医学・生理学賞受賞者である免疫学者ニールス・イェルネの波乱に富んだ一生を描く。イェルネは、ノーディンとともに溶血プラーク反応による抗体産生細胞の測定法を開発。1969年、バーゼル免疫学研究所長となり、1979年には有名な「免疫ネットワーク説」を発表した。この説はその後、多田富雄氏を含む、多くの免疫学者に非常に大きな影響を与えた。
目 次
序章 ある科学者の一生を追う
I ロマンティックな性格の形成(1911-1947)
 1「私は一度として,いま生きている場所にいると感じたことはなかった」
 2「私の本性は,とてつもない皮肉屋であることだ」
 3「何か役にたたないことを学びたかった」
 4「周囲に霧がたちこめている」
 5「科学者として,私ほど多くの年月を無駄にした者はない」
 6「いまや誰も,私が医者になるのを止められない」
 7「私自身の魂の深みに,自然を反映させられるように」
 8「不実の烙印を押されたことから,目をそらすまい」
 9「手紙,夢見る女の魂を絡め取る蜘蛛の巣」
II 選択説の形成(1947-1954)
 10「人より優れていると感じる幸福」
 11「この研究が適用されるのは主として免疫学だと考えています」
 12「この抗体だの,あの抗体だのと言ったところで,彼らは実際大して興味がなかった」
 13「皆自分が何をやっているのかわかっていない」
 14「何かやらなくてはいけないな,実験か何か」
パラバシス 個人的な告白としての選択説
III 一人の男,彼の理論,彼のネットワーク(1954-1994)
 15「希望も失敗も,私のものだ」
 16「この仮説は大した反響を呼ばなかったが,さてどうしたものだろう?」
 17「念のためちょっと免疫学を勉強したほうがよさそうだ」
 18「最後になるが,大事な人よ,私は冴えた頭で抗体を作らなければならない」
 19「丸太がゆっくりと湖面に現れるように」
 20「私は今でも,もとの自然選択説のほうがよかったと考えている」
 21「免疫学はほとんど哲学的な主題になった」
終章 「逃れようとする何たる抗い」

引用文献
参考文献
訳者あとがき
索引
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