医学書院

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≪シリーズ ケアをひらく≫

異なり記念日




著:齋藤 陽道
  • 判型 A5
  • 頁 240
  • 発行 2018年07月
  • 定価 2,200円 (本体2,000円+税10%)
  • ISBN978-4-260-03629-0
手と目で「看る」とはどういうことか。
「聞こえる家族」に生まれたろう者の僕と、「ろう家族」に生まれたろう者の妻。ふたりの間に、聞こえる子どもがやってきた! 身体と文化を異にする3人は、言葉の前にまなざしを交わし、慰めの前に手触りを送る。見る、聞く、話す、触れることの〈歓び〉とともに。ケアが発生する現場からの感動的な実況報告。
*「ケアをひらく」は株式会社医学書院の登録商標です。
●新聞で紹介されました。
《2冊の本を違う出版社から同時に出した。若手としては異例の大型個展を開いたり、人気バンドの音楽ジャケットを手がけたりと注目を集める写真家。》
『朝日新聞』2018年10月13日 読書面「著者に会いたい」より)

《「異なることがうれしい」―。今の気持ちを率直につづった。写真家の著者は子供のころから補聴器を付け、日本語に近づく教育を受けた。妻はろう者の家庭で育った。手話で語り、聞いてきた。》
『北海道新聞』2018年9月16日 読書面「訪問」より)

《穏やかな語り口の身辺雑記の中に、「異なる身体」を持つ人間同士がともにあるとはどういうことかという問いが隠れている。》
(『日本経済新聞』2018年9月8日 読書面「あとがきのあと」より)

《日々、成長する樹さんと暮らしながら、こんな思いを抱いた。「やがて僕たちは互いに考えていること、感じていることが全然違うことを知っていく。異なりを超えて交わろうとするところに、人間の力を感じている」》
(『毎日新聞』2018年8月1日 BOOK WATCHING 著者インタビューより)

●雑誌で紹介されました。
《聞こえないからこそ気づくことがある――こんな手垢にまみれた言い回しも、本書を読めば、真実であることがわかるのだ。》
(『週刊文春』2018年9月20日 文春図書館より)

《このインタビューは筆談で行われた。感嘆符や絵を交えて書かれる齋藤さんの「ことば」は、私には表情豊かな魅力的な「声」として聞こえた。いつまでも話していたかった》――南陀楼綾繁(ライター・編集者)
(『サンデー毎日』2018年9月23日号 著者インタビューより)

●編集者が紹介しました。
《本書の著者、齋藤陽道(さいとう・はるみち)さんは、プロの写真家です。赤々舎から出され話題を呼んだ『感動』などの写真集のほか、若い人たちには窪田正孝フォトブックの写真家といったほうが通りがいいかもしれません。》⇒続きを読む(WANサイトへ)
(女性をつなぐ総合情報サイト「ウィメンズ アクション ネットワーク(WAN)」より)
目 次
1 唄っていた

2 よく看える

3 聞こえの兆し

4 手の物語

5 生活を見にいく

6 湯けむりひらめき

まなみというひと

7 電話をかけよう

8 世界はことば

9 隣接する平行線

10 Hの字で寝る

11 すき! すき! すき!

12 異なり記念日

あとがき
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