医学書院

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≪標準保健師講座 1≫

公衆衛生看護学概論


(第5版)

執筆:標 美奈子/松田 正己/渡部 月子/臺 有桂/中谷 淳子/新井 香奈子/近藤 麻理/尾島 俊之/中村 裕美子/山崎 真帆/岩室 紳也/藤内 修二/吉岡 京子/島田 美喜/鳩野 洋子/牛尾 裕子/柳生 文宏/近藤 明代/野地 有子
  • 判型 B5
  • 頁 272
  • 発行 2019年01月
  • 定価 3,410円 (本体3,100円+税10%)
  • ISBN978-4-260-03560-6
本書の特徴
本巻は,保健師国家試験出題基準(平成30年版)の公衆衛生看護学概論,公衆衛生看護方法論I,公衆衛生看護方法論II,健康危機管理,公衆衛生看護管理論に対応しています。
公衆衛生看護活動の基礎となる公衆衛生看護の理念および概念,活動の対象・場および背景・環境などについて,わかりやすく解説しています。
公衆衛生看護活動の展開に関しては,その基盤となる理論や方法および,地域アセスメント(地域診断)に基づく活動の計画・実践・評価について,理解を深められるように編集しています。
公衆衛生看護活動の実践において重要な公衆衛生看護管理および健康危機管理の基本についてわかりやすく解説しています。また,公衆衛生看護の歴史についても制度の変遷を把握できるよう記述しています。
*「標準保健師講座」は株式会社医学書院の登録商標です。
目 次
1章 公衆衛生看護の理念
 A 公衆衛生看護の理念(標美奈子)
  1.公衆衛生看護の定義
  2.公衆衛生看護の理念
 B 公衆衛生の理念(松田正己)
  1.公衆衛生の理念
  2.公衆衛生活動の目的・目標の変遷
  3.健康の概念:状態として,権利として
  4.PHC:義務としての健康から,権利としての健康へ
  5.ヘルスプロモーション
  6.障害者の権利条約
  7.ユニバーサルヘルスケアとPHC 40年
 C 公衆衛生看護の基盤となる概念(標美奈子)
  1.公衆衛生看護における倫理
  2.基本的人権の尊重
  3.公衆衛生看護における公的責任
  4.権利擁護(アドボカシー)
  5.エンパワメント

2章 公衆衛生看護の対象(渡部月子)
 A 公衆衛生看護の対象の特徴
  1.公衆衛生看護の対象は地域で生活する人々
  2.個人・家族,グループ,組織,地域を活動の対象とする
 B 公衆衛生看護の対象としての個人・家族
  1.活動対象としての個人
  2.活動対象としての家族
 C 公衆衛生看護の対象としてのグループ・組織・地域
  1.活動対象としてのグループ
  2.活動対象としての組織
  3.活動対象としての地域

3章 公衆衛生看護の場
 A 行政機関(臺有桂)
  1.行政機関
  2.保健所
  3.市町村保健センター
  4.福祉部門
  5.国(厚生労働省)
 B 職域(中谷淳子)
  1.職域保健(産業保健)が行われる場の理解
  2.産業看護職の活動
 C 学校(渡部月子)
  1.学校保健
  2.学校保健活動と養護教諭の職務
  3.公衆衛生看護と学校保健との連携
 D 医療施設(新井香奈子)
  1.医療施設の概要
  2.在宅医療
 E 福祉施設(臺有桂)
  1.福祉施設の目的と保健師への期待
  2.児童相談所
  3.地域包括支援センター
  4.保育所
 F 国際(近藤麻理)
  1.国際協力活動
  2.異文化と多様性への理解

4章 社会環境の変化と健康課題(尾島俊之)
 A 人口および疾病構造の変化
  1.人口の変化と健康課題
  2.疾病構造の変化と健康課題
 B 社会構造・文化的背景の変化
  1.家族・近隣・労働の変化
  2.健康格差と健康の社会的決定要因
  3.健康課題解決のための資源
  4.生活・文化の多様化
 C 社会情勢,政治・経済・産業構造の変化
  1.社会保障制度改革,医療制度改革
  2.男女共同参画社会
  3.地方分権の推進
  4.科学技術の発展,医療の高度化・複雑化
  5.情報化,ICT(情報通信技術)の発展
 D 環境の変化と健康課題
  1.地球環境の変化
  2.環境汚染・公害
  3.生活環境の変化
  4.放射能による影響
  5.地域の健康危機

5章 公衆衛生看護活動の展開の基盤(中村裕美子)
 A 健康と生活
  1.健康とは
  2.生活とは
 B 公衆衛生看護活動の基盤―理論および展開方法
  1.理論
  2.公衆衛生看護活動の展開方法および遂行方法
 C 公衆衛生看護活動の基本的な展開方法
  1.総合的な地区活動
  2.個別・家族へのアプローチ
  3.集団・グループへのアプローチ
  4.地域へのアプローチ
  5.施策化・事業化へのアプローチ

6章 公衆衛生看護活動の展開方法
 A 公衆衛生看護活動の展開における地域アセスメント(標美奈子)
  1.公衆衛生看護活動の展開の基本
  2.公衆衛生看護活動における地域アセスメントの基盤
  3.地域アセスメント進め方
  4.活用できる理論モデル
 B 公衆衛生看護活動の計画・実践・評価(中村裕美子・渡部月子・標美奈子)
  1.計画策定とは
  2.計画策定の具体的な流れ
  3.公衆衛生看護活動の計画策定・実施による波及効果
  4.公衆衛生看護活動の評価
 C 地域アセスメント(地域診断)演習(中村裕美子・渡部月子・山崎真帆)
  1.既存の資料や日常の保健活動から把握した情報
  2.アセスメントで抽出した問題の整理
  3.計画と評価の実際

7章 保健医療福祉における事業化と施策化
 A 事業計画の策定と実践(事業化)(岩室紳也)
  1.健康課題を解決するための事業計画の策定と実践
  2.計画を策定したから進んだ他分野の政策との連携
  3.事業計画と予算
  4.計画の評価の実際
 B 保健計画の策定(施策化)(藤内修二)
  1.地方公共団体における保健計画の位置づけ
  2.保健計画の意義
  3.保健計画に必要な要素
  4.保健計画の策定プロセス
  5.保健計画策定における保健師の役割

8章 公衆衛生看護管理
 A 公衆衛生看護管理の基本(吉岡京子)
  1.公衆衛生看護管理とは
  2.組織運営と管理
  3.人事管理
  4.専門的自律と人材育成
  5.予算管理
  6.情報管理
  7.業務管理
  8.保健師の職業倫理
 B 公衆衛生看護活動に関する法令(島田美喜)
  1.法令を学ぶ意義と公衆衛生看護活動の根拠
  2.公衆衛生看護活動に関する法令
  3.保健医療福祉にかかわる職種とその根拠法令
 C 公衆衛生看護と研究(鳩野洋子)
  1.公衆衛生看護活動と研究との関係性
  2.保健師の日常活動のなかで研究的な視点が必要になる場面
  3.公衆衛生看護活動にかかわる研究の場面
  4.公衆衛生看護において研究(研究的な活動)を実施するために
  5.公衆衛生看護活動と研究における課題

9章 健康危機管理
 A 健康危機管理の基本(牛尾裕子)
  1.健康危機管理の理念と目的
  2.健康危機の分野
  3.リスクマネジメント
 B 災害保健活動(牛尾裕子)
  1.災害とは
  2.災害に対する社会的対応システム
  3.災害保健活動の基本
  4.災害発生時から災害復旧・復興対策期の保健活動
  5.平常時からの保健活動
 C 感染症集団発生への保健活動(柳生文宏)
  1.感染症調査の基本
  2.事前対策,発生時の対応
  3.感染拡大防止

10章 公衆衛生看護の歴史
 A 日本における公衆衛生看護の歴史(近藤明代)
  1.日本における公衆衛生看護活動の創成期
  2.戦時体制下の公衆衛生看護活動
  3.占領下・復興期の公衆衛生看護活動
  4.大きな転換期を迎えた公衆衛生看護活動
  5.高齢化などの新たな問題への対応
  6.地域保健法の施行,さまざまな健康問題への対応
  7.21世紀の健康問題への取り組み
 B 米国と英国の公衆衛生の発達と公衆衛生看護活動の歴史(野地有子)
  1.米国と英国の公衆衛生・公衆衛生看護活動からなにを学ぶか
  2.米国の公衆衛生の発達と公衆衛生看護活動の歴史
  3.英国の公衆衛生の発達と公衆衛生看護活動の歴史

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