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科研費 採択される3要素

アイデア・業績・見栄え

著:郡 健二郎

  • 判型 B5
  • 頁 196
  • 発行 2016年07月
  • 定価 4,104円 (本体3,800円+税8%)
  • ISBN978-4-260-02793-9
採択される申請書は、どこが違うのか?
驚異の採択件数を誇る教室のトップが贈る、科研費採択をめざす読者に向けた渾身の1冊。本書では、「研究の楽しさ、美しさ」を知ることが科研費採択への第一歩であるとし、その上で実際の申請書の書き方を具体的に詳述。どのような申請書なら審査委員の心を打つのかを事例を用いて解説し、「見栄え」をよくすることで受け手の印象がガラッと変わることも示している。「申請書を引き立てる表現」などの付録も充実。
序 文
推薦のことば(高久 史麿)/発刊に寄せて(合田 哲雄)/(郡 健二郎)

推薦のことば
 このたび,名古屋市立大学理事長・学長を務めておられる郡健二郎先生が執筆された『科研費 採択される3要素-アイデア・業績・見栄え』の推薦文の執筆を本...
推薦のことば(高久 史麿)/発刊に寄せて(合田 哲雄)/(郡 健二郎)

推薦のことば
 このたび,名古屋市立大学理事長・学長を務めておられる郡健二郎先生が執筆された『科研費 採択される3要素-アイデア・業績・見栄え』の推薦文の執筆を本書の出版元である医学書院から依頼された.
 郡先生は泌尿器科学を専門とされておられ,そのご業績に対して紫綬褒章をはじめ,数々の賞を受賞されておられるが,そのなかに平成16年に受賞された,「尿路結石症の病態解明と予防法への応用研究」と題する論文に対する日本医師会医学賞がある.私はそのとき,日本医学会の会長として医学賞の選考に携わったが,この医学賞は日本医学会に加盟している基礎・社会・臨床のすべての分野の研究者から申請を受け,そのなかの3名だけに受賞が限られるので,泌尿器系の先生が受賞されるのは珍しいことであった.そのため郡先生のことは私の記憶に強く残っていた.その郡先生が上記の題で200頁近い本をご自身で執筆されたことは私にとって大きな驚きであった.
 この本は「研究の楽しさ,美しさ」「科研費の制度を知る」「申請書の書き方」「見栄えをよくするポイント」の4章に分かれているが,特に第3章の「申請書の書き方」では実際の申請書の執筆形式に沿う形で,それぞれの項目において基本的に注意すべき点(基本編)と,実際にどのように書くか(実践編)について詳細に記載されており,科研費を申請される方にとってきわめて有用かつ実用的な内容となっている.
 また,第4章の「見栄えをよくするポイント」についての記述には,今まで数多くの科研費の審査にあたってきた私自身にとっても思い当たる点が数多くあり,郡先生が本書で述べている科研費が採択される3要素の1つに「見栄え」をあげられた理由がよくわかった.私の経験では,科研費の審査の際,どうしても申請内容の新規さと申請者の過去の業績に目が向きがちであったが,考えてみると読みやすさも評価の大きなポイントであった.
 2013年にあったディオバン事件を契機にして,従来からあった企業からの奨学寄付金がかなり減額したと聞いている.また,国立大学法人への運営費交付金も毎年減額されており,研究者は文部科学省の科学研究費,AMEDからの科研費,民間の研究助成財団からの研究費などを受けなければ研究ができない状況になっている.郡先生が第1章で書かれているように,わが国からの研究成果の発表論文数は減少しており,中国に追い抜かされつつあるのが現状である.本書を精読することによって,能力のある研究者が科研費をより多く受けられるようになることを期待している.したがって,本書はわが国の医学の進歩にきわめて重要な役割を果たすと考えられ,本書を出版された郡先生に心から敬意を表したい.

 2016年6月
 日本医学会会長
 高久 史麿


発刊に寄せて
 2015年1月まで,私は文部科学省研究振興局の学術研究助成課長として科研費を担当していた.周知のとおり,わが国最大の競争的資金である科研費の審査は,私どものような事務方の容喙する余地のない完全なピアレビューによって行われており,科研費が研究者の間でも社会においても最も信頼されている最大の理由となっている.このことに私自身,大きな誇りを感じながら科研費を担当していた.
 担当課長として科研費の審査に陪席していたある日,1年間派遣されていたNSF(米国科学財団)での,あるプログラムオフィサーとした次の対話を思い出した.NSFには500人ほどのプログラムディレクター(PD)・プログラムオフィサー(PO)がいるが,その約半分は大学からの「ローテーター」,大学教員からの出向組だ.私にとって不思議だったのは,30代後半から40~50代の自然科学者がなぜ1~2年にわたって大学を離れるというリスクを背負ってまでNSFに来るのか,ということだった.そのことを,私と同世代,大学1年のときに北京大学の学生として天安門事件に遭遇し渡米,スタンフォードでPh.D.を取り30代でペンシルベニア州立大学のコンピュータサイエンスの教授になったうえでNSFのPOをしている若手の俊英に尋ねたことがあった.彼は,「NSFのPOでいることは研究にとって決してマイナスではない.ペンステートのような有数の研究大学であっても研究室に1日座って得られる情報と,新しいアイデアを抱えた研究者がどんどんやって来るNSFで得られる情報とでは,質・量ともに全然違う.もちろん盗用するわけではないが,研究者としてのインスピレーションが湧く」と言っていた.研究費の審査がいかに創造的な仕事なのかを知った瞬間だった.
 本書において郡学長が指摘なさっているとおり,科研費の申請とは,自分の研究上の「アイデア」を,ディシプリンに基づいた論理とフィージビリティ(「業績」)を明らかにしながら,専門分野や実績,経験の異なる第三者にわかりやすく(「見栄え」)アピールし,学術研究上の新規性,卓越性のみをルールとする土俵で存分に競い合うある種のコミュニケーションであり,そこからさらに新たなアイデアが創発される創造的な営為にほかならない.だからこそ,本書は,若い研究者に研究の楽しさ美しさを知ってもらいたい,わが国の研究力を高めたいという郡学長の思いに満ちている.
 本書が1つの契機となって,多くの研究者が自らのアイデアを冷静にメタレベルで捉え直したうえで分かりやすく表現し,研究者同士や社会とのコミュニケーションを通して,さらにアイデアが触発されるという「知の循環」が一層盛んになり,わが国の研究力が強くしなやかになることを心から期待している.また,現在私は小・中・高校のカリキュラムを担当しているが,この「知の循環」のなかで輝く研究者の姿は,子供たちにとって大切なロールモデルであると痛感している次第である.

 2016年6月
 文部科学省初等中等教育局教育課程課長
 合田 哲雄



 本書を執筆するきっかけになった4つの理由をお話しし,序といたします.

1)私が持っている「科研費」のすべてを伝えたい
 一昨年秋,文部科学省(以下,文科省)は,科研費の獲得件数を細目別にみた大学ランキング上位10校を公表しました.
泌尿器科学分野における科研費の
新規採択累計数上位10校(2010~2014年)
順位大学名累計数
1名古屋市立大学78.5
2K大学39.0
3K大学27.5
4O大学27.0
5O大学23.0
6T大学20.0
7Y大学17.0
7F大学17.0
9A大学16.5
10K大学16.0
〔日本学術振興会より〕
 その公表を知ったのは,当時文科省の科研費を担当する課の課長だった合田哲雄さんの「名市大の泌尿器科は,獲得件数が突出して多いですね」との話からでした.
 その後,私のもとに,「申請書をみてほしい」,「書き方のセミナーをしてほしい」などの依頼を,学内外のみならず,私の専門外からもいただきました.昨年夏から秋にかけては,土,日曜日を含め空いている時間はそれらに割きました.
 そんな折,セミナーを聴講された先生方からは,「他の人も聞きたかったでしょうね」との過分な話や,セミナーの準備をしていただいた秘書さんからは,「本を書いたらどうですか」といった,来年も同じことをするのか,とも聞こえるような話に後押しされ,執筆に至りました.
 なお,この4月には,昨年申請書を見せていただいた大学や研究者から嬉しいお便りをたくさんいただきました.教育者冥利に尽きます.
 本書の内容は,私の長年の経験と知識・知恵の集大成です.持てるものをすべて書き込んだつもりです.
 教授時代には,毎年20名余りの申請書を,1人数回にわたって完成するまでアドバイスしました.当初は,申請書の体裁をなしていなかったものが大半でしたが,毎年同じことを繰り返すたびに,私の補助をする人材が次々に育ちました.
 大学や学会でも「科研費申請書の書き方」の講演を何回かにわたってしました.そのあとには決まって「私の申請書が採択されなかったのはどこが悪いのでしょうか」と熱心な方が尋ねに来られました.そのような方の申請書からは,反面教師のようにして学ぶことが多かったように思います.

2)若い人に「研究の楽しさ,美しさ」を知ってもらうことで,応援したい
 このようにして,多くの申請書を見せていただいて気付いたことは,これらの人たちは優秀で,研究熱心だが,「基本」が身についていないことです.時には,このようなことで論文の作成や研究の遂行は大丈夫だろうかと心配になることがありました.
 「研究のおもしろさを申請書に書ききれていませんね」とか,「読む気になる申請書に書き変えましょう」などと話すことは多かったのですが,それらの申請書はテクニックである程度直すことができます.
 問題なのは,「その研究をなぜ始めたのですか」,「オリジナリティは何ですか」,「その研究はどんなことに役立つのですか」といった質問をついしてしまう申請書が多かったことです.
 多分,そのような方々は,「研究の楽しさ,美しさ」を知ることがないので,独創性や発展性は生まれず,心ときめかす研究生活は得られないことだろうと思います.
 そこで本書では,「申請書の書き方のコツ」(第3,4章)を話すだけでなく,「研究の楽しさ,美しさ」や「研究サイクル」の大切さを知っていただきたく,私の考えを第1章に力を込めて書きました.

3)わが国の研究力を高めたい
 わが国の研究力が諸外国に比べ低下していることが,最近問題になっています.本書でも,この点については第1章で触れています.
 学会や学術雑誌が増えたにもかかわらず,「聞きたい,読みたい」と思う論文が逆に少なくなっているのはなぜでしょう.その理由の1つは,それらの論文は似たような内容が多く,新規性や独創性が乏しいからだと思います.
 昨今,研究成果を早急に求められているためか,研究時間が少なくなっているためか,ハングリー精神が薄れ大きな目標を見失っているためか,いずれにしてもじっくり考えながら研究をする人が少なくなっているように思えます.
 本書では,このようなことを改善したいとの強い思いで,執筆をしました.

4)危ない科研費を守りたい
 前述の文科省の合田さんは,なぜ「科研費大学ランキング」を公表されたのでしょうか?
 公表された当時は,国家プロジェクトとしたAMEDなどの大型研究資金に研究費を集中させる動きがあり(今もあります),その財源として科研費の二千数百億円がターゲットになったように思います.その動きを阻止するのが「大学ランキング」の公表で,細目(専門分野)によっては,地方大学や中小規模の大学のなかにも「キラリと輝く研究」があることを,文科省は示したかったのでしょう.
 その取り組みが功を奏してか,小さな研究を支援するムードが高まり,科研費予算はギリギリの線で守られました.私は,文科省のこの取り組みに敬意を表しています.
 研究費は,基盤的経費と競争的研究資金とに大別されます.基盤的経費の代表格は科研費と運営費交付金です.昨今,基盤的経費が減り続け,競争的研究資金を獲得しなければ,研究はおろか教育にも支障が出始めています.この動きは,大学間の格差をさらに増長させています(キラリと輝く申請書19→134頁).
 このような偏在により,すぐれた人材が潤沢な研究費がある研究施設に集中するようになり,研究成果には研究者の能力や努力だけでは語りきれない格差が生じている一因になっています.その結果,地方大学や中小の大学では,基盤的経費で行われてきた裾野の広い独創性に富んだ研究が激減していることが指摘されています.
 特化した研究を推進することは不可欠で,本学でも同様の方針で研究支援をしています.一方,次世代を担う若手研究者の育成や,大型研究ではないがユニークな研究を支援することは重要です.それらには基盤となる研究費が必要なのです.
 社会から「科研費はもっと必要だ」と言われるためには,あなた方若い世代が,科研費を用いて独創的な社会に役立つ研究を世界に発信することだと思います.
 そのようなことも念頭におき,本書を執筆しました.

謝辞
 本書の出版に当たっては,「郡との二人三脚で,自分にとっても代表作となる書籍を作りたい」との思いでご尽力いただいた医学書院の渡辺一さん,科研費申請書を本書の具体例として快く提供していただいた先生方,そしてご協力いただいた秘書生駒桂子さん,河村千尋さん,早川喜代さん,市川教子さんにこの場をお借りして深く感謝申し上げます.

 2016年6月吉日
 名古屋市立大学
 郡 健二郎
書 評
  • 自分の研究が看護の発展につながる希望がもてる,若手研究者,必読の一冊 (雑誌『看護教育』より)
    書評者:山川 みやえ(大阪大学大学院医学系研究科統合保健看護科学分野)

     この手のhow to本はほとんど読んだことがない。どちらかというと遠慮したいくらいであった。しかし,この本は目次を見ているだけでワクワクするのである。著者の郡先生の研究に対する姿勢,日本の医療系の研究者に対する期待感であふれているように感じた。大学院生や若手研究者には少々値が張るかもしれないが,こ...
    自分の研究が看護の発展につながる希望がもてる,若手研究者,必読の一冊 (雑誌『看護教育』より)
    書評者:山川 みやえ(大阪大学大学院医学系研究科統合保健看護科学分野)

     この手のhow to本はほとんど読んだことがない。どちらかというと遠慮したいくらいであった。しかし,この本は目次を見ているだけでワクワクするのである。著者の郡先生の研究に対する姿勢,日本の医療系の研究者に対する期待感であふれているように感じた。大学院生や若手研究者には少々値が張るかもしれないが,この本はhow to本ではなく,研究をするうえで最も大切な,「この研究をする意味」を追究するものであり,研究者にとっても心の拠り所となる指南書である。

     この本は4章に分かれている。第1章は「研究の楽しさ,美しさ」,第2章は「科研費の制度を知る」,第3章は「申請書の書き方」,そして第4章は「見栄えよくするポイント」である。この本最大の魅力は,疑う余地もなく第1章である。

     そこには,郡先生の「研究とは人生のようなもの」というメッセージのごとく,すべてのエッセンスが凝縮されている。ここで一気に心をつかまれて,研究で悩んでいる人にとっては,大きなエールをもらえるだろう。たとえば,看護研究者に多い家庭との両立はどうするのかというようなことや,30代の過ごし方なども紹介されており,悩み多き若手教員にはありがたい言葉がたくさん並んでいる。同時に,この章は郡先生自身の体験や見聞きした研究者の言葉,ノーベル生理学・医学賞をとられた山中伸弥先生の言葉なども紹介されている。まさに郡先生の「すべて」を注ぎ込んだものであり,「なぜ研究をするのか」という問いへの答えを深化させている。

     圧巻の第1章を読めば,各章へと続く採択される科研費の申請書の書き方がより深く頭に入ってくる。タイトルにもある3要素「アイデア・業績・見栄え」の位置づけが明確になるだろう。さらに,この本を読んだ人だけが手にできる,これまで門外不出としていた,郡先生の研究室のチェックリストもある。チェックリストには単なる申請書の書き方ではなく,その申請書を準備するまでにどれくらい深く検討してきたのかということにもふれている。どのセクションもまるで誠実な論文のような,読み手への気遣い,そして研究の対象者である患者さんたちへの敬意とさえ感じる著者の研究への意気込みが浸透しており,研究者としての基本的な部分を揺らぐことなくもてるように思う。読むだけですぐに素晴らしい申請書が書けるようになるとは思わない。しかし,まずできるんだと一歩踏み出すことができる。

     この本には,日本の医療界でのトップランナーの哲学が込められている。トップランナーの研究者がこんなに本気であることが素直にうれしい。この本の通りに科研費の申請書をみんながみんな用意したら……日本の科学,看護が間違いなく飛躍的発展を遂げると確信した。

    (『看護教育』2017年3月号掲載)
目 次
推薦のことば
発刊に寄せて

本書の特色と使い方
科研費を申請する前のチェックリスト

第1章 研究の楽しさ,美しさ
   1 科研費が採択される3つの要素「アイデア・業績・見栄え」
   2 「研究の楽しさ,美しさ」を知っていただきたい
   3 なぜわが国の研究は停滞しているのか?
   4 すぐれた研究をするための12の条件
   5 なぜ申請書を書くのか?

第2章 科研費の制度を知る
   1 科研費「公募要領」をバイブルとして申請書を作成する
   2 本章では「公募要領」の重要なエッセンスのみを示す
   3 「公募要領」の重要なエッセンス
   4 平成30年度申請から改正される要点

第3章 申請書の書き方
 A 研究課題
  I 基本編
   1 「研究課題」の申請書における位置づけ
   2 「研究課題」を書くコツと落とし穴
  II 実践編

 B 研究目的①(概要)
  I 基本編
   1 研究目的(概要)は,論文のabstractと同じである
   2 概要の書き方の基本型は,「起承転結」である
   3 「起承転結」で何を,どのように書くか
   4 「起承転結」の分量とそれぞれの配分
   5 「概要」の書き方に慣れるまでのコツ
   6 その他の留意点
  II 実践編
   1 実例から学ぶ;その前に7つの留意点

 C 研究目的②(学術的背景,研究動向,着想までの経緯など)
  I 基本編
   1 「研究目的で審査評価は決まる」との思いで書く
   2 「研究目的」を書くコツと落とし穴
  II 実践編
   1 「学術的背景(〔1〕本研究に関連する国内外の動向および位置づけ)」の書き方
   2 「学術的背景(〔2〕これまでの研究成果を踏まえた着想)」の書き方
   3 「研究期間内に何をどこまで明らかにするのか」の書き方
   4 「①本研究の学術的な特色・独創的な点,②予想される結果,
     ③意義,将来性」の書き方
   5 「研究目的」に書く4つの項目の配分比率
   6 「研究目的」における文献の書き方
   7 「見栄え」をよくするために

 D 研究計画・方法
  I 基本編
   1 「研究計画・方法」の申請書における位置づけ
  II 実践編
   1 「研究計画」を書くコツと落とし穴

 E 準備状況および研究成果を社会・国民に発信する方法
  I 基本編
   1 書く前の注意点
   2 本研究を実施するために使用する研究施設・設備・研究資料など,
     現在の研究環境の状況
   3 研究分担者(若手研究では研究協力者)がいる場合には,その者との
     連絡調整状況など,研究着手に向けての状況(連携研究者および
     研究協力者がいる場合も必要に応じて記述)
   4 本研究の研究成果を社会・国民に発信する方法など
  II 実践編
   1 書き方の実例

 F 研究業績
  I 基本編
   1 「研究業績」は科研費が採択される第一歩である
   2 書き方のポイント
   3 重要な変更点
   4 あなたの研究業績が少ないときにどうするか?
  II 実践編
   1 書き方の実例

 G これまでに受けた研究費とその成果等
  I 基本編
   1 書き方のポイント
  II 実践編
   1 書き方の実例

 H 人権の保護および法令等の遵守への対応
  I 基本編
   1 研究をする前に研究倫理を見直す
  II 実践編
   1 書く対象と書き方の実例

 I 研究経費の妥当性・必要性
  I 基本編
  II 実践編

 J 研究経費(設備備品費,消耗品費,旅費等)
  I 基本編
  II 実践編
   1 設備備品費の書き方とその実例
   2 消耗品費の書き方とその実例
   3 旅費,人件費・謝金,その他の書き方とその実例

 K 研究費の応募・受け入れ等の状況・エフォート

第4章 見栄えをよくするポイント
  I 基本編
   1 「見栄え」は「採択される3要素」の1つである
   2 なぜ,業績があり,先端研究なのに採択されないのか?
  II 実践編
   1 余裕のスペースを作る
   2 すっきりした申請書にする
   3 図表を用いる
   4 わかりやすい文章のコツ:「流れのある文章」を書く
   5 申請書全体のレイアウトを見直す

付録
   ①申請書を引き立てる表現
   ②文の接続に有用な表現
   ③科研費の第1段審査(書面審査)における評定基準
   ④予算額等の推移
   ⑤問い合わせ先等
   ⑥科研費FAQ

索引

キラリと輝く申請書
1.先生,どうして科研費の採択が多いのですか?
2.私のよき共同研究者
3.私の恩人
4.研究するのに必要な費用は?
5.「研究サイクル」;正か負か,それが問題だ
6.科研費公募の始まり-科研費事務担当者より①
7.応募書類を修正しながら思うこと-科研費事務担当者より②
8.第1段審査の審査委員について-科研費事務担当者より③
9.とにかくお願い-科研費事務担当者より④
10.1つ上の科研費にアタックしよう
11.研究種目「若手研究」に思うこと
12.どの研究種目,細目に申請するのが有利か
13.「起承転結」こそ科研費の採択を左右する
14.0.9×0.9×0.9×0.9の原則
15.パラグラフ・ライティングの書き方とは?
16.独創性ある研究
17.自己アピールはどの程度するか
18.熱意こそ採択への道
19.研究費に思うこと(その1);研究費にも「格差社会」がある
20.申請書を書き終わったところで,もう一度(その1)
21.申請書を書き終わったところで,もう一度(その2)
22.研究費に思うこと(その2);研究費に格差をきたしているほかの原因とは
23.研究費に思うこと(その3);科研費の必要性を,研究成果で示そう