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今日の治療指針 2015年版[デスク判]
私はこう治療している

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専門外の疾患の診察に役立つ見出し「専門医へのコンサルト」を新設
主要疾患約200項目に、治療法を要約した見出し「治療のポイント」を掲載
日常臨床で遭遇するほぼすべての疾患・病態に対する治療法が、この1冊に
大好評の付録「診療ガイドライン」:診療ガイドラインのエッセンスと利用上の注意点を簡潔に解説
*「今日の治療指針」は株式会社医学書院の登録商標です。
この書籍には最新版があります。詳しくは今日の治療指針特設ページをご覧ください。
「今日の治療指針」最新版はこちら
シリーズ 今日の治療指針
監修 山口 徹 / 北原 光夫
総編集 福井 次矢 / 高木 誠 / 小室 一成
発行 2015年01月判型:B5頁:2148
ISBN 978-4-260-02039-8
定価 20,900円 (本体19,000円+税)
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  • 序文
  • 目次

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 「私はこう治療している」という執筆の基本スタンスを大切にして日常診療における治療の実際を解説した『今日の治療指針』は,今版で57版を発刊することになった.今版もこれまで同様,過去最多の1,128項目すべてを1,098名の新しい執筆者によって書き下ろししたが,この形式を守り続けていることが,本書が多くの読者から支持されている大きな理由の1つであると思われる.
 執筆者はいずれもその領域の専門家であり,EBMをベースにして,さらに著者の長年の臨床経験に裏打ちされた内容を加えることによって,治療のエッセンスが要領よくまとめられている点が本書の特徴である.今版ではこれまでの執筆方針に加えて,以下のような点を改訂した.
 新企画の1つは,「専門医へのコンサルト」という小見出しを新設した点である.本書の読者は,自身の専門外の疾患についての情報を得るために本書を開くことも多いと思う.そこで,紹介のタイミングなど,専門医へコンサルトするうえでのポイントを箇条書きで掲載した.
 本書の内容は治療が主体であるが,治療を行ううえで必要な「病態と診断」のエッセンスも各項目の冒頭に触れられている.今版では「病態と診断」の要点がさらに簡潔に伝わるように,記載方法を箇条書きに変更した.
 前版で初めて実施した好評の電子版については,今版より書籍に付与されたシリアル番号を用いてオンラインで申し込みをしていただくことが可能になった.閲覧はiOSやAndroidを搭載したスマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスのほか,今版からはPCでも可能である.最近はほとんどの人がスマートフォンを持つようになり,また,院内でもタブレット端末を持ち歩く医師や職員の姿を見ることも多くなった.インターネット接続環境さえあれば,いつでもどこでも本書の内容に簡単にアクセスできるようになったことは大きな進歩である.前版から読者層の若返りがみられていると聞くが,これも電子版導入の影響が大きいと思われる.
 前版から新たに主要100疾患について,各項目の冒頭に「治療のポイント」を掲載したが,今版はさらにこれを約200疾患へ拡大して箇条書きで3~5点ほど記載した.
 本書は『治療薬マニュアル 2015』(医学書院発行)の別冊付録「重要薬手帳」との連携がはかられているが,今年度版から『治療薬マニュアル』にも無料で電子版がつくことになり,『今日の治療指針』と『治療薬マニュアル』の両方を購入して電子版を利用していただくと,『今日の治療指針』の処方例の薬剤から『治療薬マニュアル』の詳しい薬剤情報にリンクできるようになった.是非,両書を併せてご利用いただければと思う.
 以上紹介したように,伝統のある『今日の治療指針』もさまざまな形で進化しつつある.本書が医療や介護の現場で,これまで以上に多くの方々のお役に立つことを願っている.

 2014年12月
 監修・総編集を代表して
 高木 誠

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凡例
カラー図譜

総論
1 救急医療
2 中毒性疾患
3 感染症
4 原虫症,寄生虫症
5 呼吸器疾患
6 循環器疾患
7 消化管疾患
8 肝・胆・膵疾患
9 腎疾患
10 血液疾患
11 代謝疾患
12 内分泌疾患
13 アレルギー疾患
14 膠原病および類縁疾患
15 神経・筋疾患
16 精神疾患
17 環境・職業性因子による疾患
18 整形外科疾患
19 泌尿器科疾患
20 皮膚科疾患
21 産婦人科疾患
22 新生児疾患
23 小児科疾患
24 眼科疾患
25 耳鼻咽喉科疾患
26 歯科・口腔外科疾患
27 介護に関わる問題

付録
 緩和医療における薬物療法
 抗菌薬による感染症の外来治療
 予防接種(ワクチン)の種類・接種時期一覧
 小児薬物療法の注意点
 高齢者の薬物療法
 妊婦・授乳婦への薬物療法と海外リスク分類
 肝・腎障害時の薬物療法の注意点
 プライマリケア医のためのがん診療の最新動向
 皮膚外用薬の使い方
 漢方製剤(健保適用)の使い方
 薬物治療モニタリング(TDM)
 臨床検査データ一覧
 診療ガイドライン
 薬物の副作用と相互作用

索引
 事項索引(和文)
 事項索引(欧文,数字)
 処方薬剤索引

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