妊娠中期中絶 第2版増補版
安全な新手術法と管理

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妊娠中期中絶では術中経過が遅延難航し、ときに強出血をみるなど術者には医療事故を憂慮し、本手術を忌避する傾向が強くみられている。この実情改善には、まず難航例の発生時期、頻度、経過についての予備知識が必要である。本書はこの視点から探索された、著者の知見・経験・ノウハウを凝縮した、手術経過の予測に有用なマニュアルであり、ガイドブックである。
出口 奎示
販売 医学書院
発行 2012年10月判型:B5頁:94
ISBN 978-4-260-70087-0
定価 4,180円 (本体3,800円+税)
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  • 目次

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1.プレグランディンの臨床応用に至る経緯
2.プレグランディン使用時の留意事項
3.プレグランディンによる中期中絶手術
4.頸管拡張材の種類
5.ラミナリアの挿入本数
6.ラミナリアの挿入刺激のみによる娩出例
7.ラミナリア使用群と非使用群の成績比較
8.メトロイリンテルの挿入
9.プレグランディンによる子宮筋収縮作用
10.頸管の軟化(熟化)作用
11.年齢群別中期中絶効果
 A.中間年齢層(20~34歳)の中期中絶
 B.10代妊娠の中期中絶
 C.高齢妊娠(35歳以上)の中期中絶
12.合併症のある中期中絶
 A.既存合併症
 B.続発性合併症
 C.合併症誘発要因
13.難航例の発生とその経過
14.破水と中絶成功率の関係
15.強出血の発生例
16.中絶後の乳汁分泌抑制
17.副作用
18.双胎の中期中絶
19.中期中絶効果の総括的統計解析表
20.妊娠中期中絶に関連する法律および医療費

主な引用文献
索引

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