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治療薬マニュアル 2012


(在庫なし)

監修:高久 史麿/矢崎 義雄
編集:北原 光夫/上野 文昭/越前 宏俊

  • 判型 B6
  • 頁 2560
  • 発行 2012年01月
  • 定価 5,400円 (本体5,000円+税8%)
  • ISBN978-4-260-01432-8
この1冊さえあれば大丈夫! 最も網羅性に優れた治療薬年鑑
【本書の特長】
■2,100成分,15,000品目の医薬品情報を2,500頁に収載
■副作用情報は症状に加えて対処・処置まで掲載
■使用目的や使用法,適用外使用など,臨床解説が充実
■各領域の専門医による総論解説,最新の動向を各章に掲載
■厳選された医薬品情報と代表的な処方例をポケットサイズにまとめた別冊付録「重要薬手帳」

【2012年版の特長】
●2011年11月収載の新薬までを掲載
●付録「名称類似によるヒヤリ・ハット事例が報告されている薬剤一覧」を新規収載
●便覧情報に「公知申請情報」「製剤の味・風味情報」を追加
●「歯科用薬」章を新規収載

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序 文
2012年版の序

 早いもので治療薬マニュアルは2012年版で第23巻目を迎えるという.四半世紀に渡って本書は医療者に毎年最新の治療薬情報を提供して来たことになる.研修医となって初めて本書の初版を手にした紅顔の研修医の先生方も,そろそろ50歳に手が届こうという年代となったことであ...
2012年版の序

 早いもので治療薬マニュアルは2012年版で第23巻目を迎えるという.四半世紀に渡って本書は医療者に毎年最新の治療薬情報を提供して来たことになる.研修医となって初めて本書の初版を手にした紅顔の研修医の先生方も,そろそろ50歳に手が届こうという年代となったことであろうし,初版出版当時に中堅医師であった方々は定年を迎える年代となったことであろう.真に「年々歳々花相似たり歳々年々人同じからず」の漢詩のごとく,時の移ろいは迅速である.
 しかし,このような感傷に耽る間もなく医療の場には昨年から今年にかけて多くの新薬が導入された.とりわけ,次々と登場した分子標的薬が悪性腫瘍や自己免疫疾患などの治療分野の標準治療を変革しているし,DPP-4阻害薬の登場により2型糖尿病の治療は大きく変化した.抗凝固薬にも過去50年来初めてワルファリンと同等な経口薬が登場した.これらの新薬情報を盛り込むために今年も治療薬マニュアル執筆者の方々は不断の努力をされている.上記の漢詩で言うなら,歳々年々同じからぬものは医薬品情報でもあるだろう.今年度は歯科用薬章の新設,公知申請情報,ドライシロップ剤の味・風味情報を追加(添付文書情報),名称類似によるヒヤリ・ハット事例を紹介(巻末付録)などの新企画が加えられている.本書の不易の目的である最新の標準薬物治療情報の提供を行うために歳々年々執筆者がバトンを次世代へと引き継ぎながら本書の星霜を重ねて行くのは決してセンチメンタルな問題ではない.
 以前の序にも書いた事であるが,不断に続く医薬品情報の更新は本書による医薬品情報の提供形態にも大きな変化をもたらし,本書の形態も進化が続いている.医療および教育の場においては電子情報の活用が電子カルテは言うに及ばず幅広く日常の情報ツールとして活用されるようになり,既に本書も従来の書籍形態だけでなく「今日の診療WEB版・イントラネット版」が活用されている.情報のユビキタス化は検索の高速化と相まって益々医療に貢献するものであることは間違いがない.しかし,本年3月の東日本大震災に際しては災害ボランティアに赴かれる医療関係者に対して寄付された本書が現地での医療に貢献した事例もあり,従来からの冊子形態での存在意義も再認識されているところである.
 最後に,多忙な毎日のなかで今年度の執筆に当たられた先生方と周到な編集作業を頂いた医学書院編集室の皆様方に深く敬意を表したい.また,読者の方々からは内容についての改善へのアドバイスを切に希望する.年々歳々同じからざる者は,まず読者の方々であるのだから.

 2011年8月
 越前宏俊
目 次
薬物療法の基本的注意
図解 薬理作用
添付文書情報と臨床解説
 01 解熱・鎮痛・抗炎症薬
 02 片頭痛治療薬
 03 抗リウマチ薬
 04 痛風・高尿酸血症治療薬
 05 催眠・鎮静薬
 06 抗不安薬
 07 抗精神病薬
 08 抗うつ薬・気分安定薬・精神刺激薬
 09 抗てんかん薬
 10 パーキンソン病/症候群治療薬
 11 脳循環代謝改善薬
 12 筋弛緩薬
 13 自律神経系作用薬
 14 抗めまい薬
 15 その他の神経系用薬
 16 強心薬
 17 抗狭心症薬
 18 β遮断薬
 19 Ca拮抗薬
 20 抗不整脈薬
 21 利尿薬
 22 降圧薬
 23 末梢循環障害治療薬
 24 脂質異常症用薬
 25 昇圧薬
 26 アレルギー治療薬
 27 気管支拡張薬・喘息治療薬
 28 鎮咳薬
 29 去痰薬
 30 その他の呼吸器用薬
 31 消化性潰瘍治療薬
 32 健胃・消化薬
 33 下剤
 34 止痢・整腸薬
 35 その他の消化器用薬
 36 糖尿病用薬
 37 下垂体ホルモン製剤
 38 副腎皮質ホルモン製剤
 39 性ホルモン製剤
 40 その他のホルモン製剤
 41 子宮用薬
 42 骨粗鬆症・骨代謝改善薬
 43 ビタミン製剤
 44 造血と血液凝固関係製剤
 45 輸液・栄養製剤
 46 電解質製剤
 47 灌流用剤
 48 解毒薬・中毒治療薬
 49 抗菌薬
 50 化学療法剤
 51 抗真菌薬
 52 抗ウイルス薬
 53 寄生虫・原虫用薬
 54 抗癌剤
 55 免疫抑制薬
 56 インターフェロン・インターロイキン製剤
 57 眼科用薬
 58 耳鼻咽喉科用薬
 59 口腔用薬
 60 泌尿・生殖器用薬
 61 痔治療薬
 62 皮膚用薬
 63 酵素製剤
 64 生物学的製剤
 65 ワクチン・トキソイド
 66 麻薬
 67 麻酔薬
 68 生活改善薬
 69 その他の治療薬
 70 検査・診断用薬
 71 造影剤
 72 放射性医薬品
 73 消毒剤
 74 歯科用薬
 75 漢方薬
新薬
付録
 重大な有害反応(副作用)の症状と,原因となる代表的な医薬品
 医療用医薬品添付文書および添付文書情報の見方
 医薬品添付文書以外の重要な医薬品情報源とその見方
 後発医薬品に関する情報と医薬品選択上の留意点
 処方せんの書き方
 錠剤・カプセルの粉砕・開封可否の基準
 疾患別禁忌薬・注意薬一覧
 血液製剤の使用指針(概要)
 薬物血中濃度モニタリング(TDM)の対象となる薬物とその有効・中毒濃度範囲
 基本的薬物動態用語
 薬物と飲食物・嗜好品との相互作用
 名称類似によるヒヤリ・ハット事例が報告されている薬剤一覧
 薬剤の影響を受ける臨床検査一覧
 投与期間の上限が設けられている医薬品
 薬効分類番号一覧(4桁)
 製薬企業の略称及び連絡先一覧
索引