• HOME
  • 書籍
  • 今日の治療指針 2012年版[ポケット判]


今日の治療指針 2012年版[ポケット判]
私はこう治療している

もっと見る

■医学書院発行のベストセラー 『治療薬マニュアル 2012』 との連携: 『治療薬マニュアル 2012』別冊付録「重要薬手帳」との併用が便利(「重要薬手帳」に掲載された薬剤について本書の処方例中に対応ページを明記) ■各領域について「最近の動向」を解説 ●日常臨床で遭遇する疾患を網羅し、その治療方針を解説 ●1110疾患項目はすべて新執筆者により毎年全面書き下ろし ●大好評の付録「診療ガイドライン」では、29の診療ガイドラインについて専門家がその特徴を解説 ●付録「緩和医療における薬物療法」を新規収載 この書籍には最新版があります。詳しくは今日の治療指針特設ページをご覧ください。 「今日の治療指針」最新版はこちら
シリーズ 今日の治療指針
総編集 山口 徹 / 北原 光夫 / 福井 次矢
発行 2012年01月判型:B6頁:2064
ISBN 978-4-260-01413-7
定価 16,500円 (本体15,000円+税)
  • 販売終了

お近くの取り扱い書店を探す

  • 更新情報はありません。
    お気に入り商品に追加すると、この商品の更新情報や関連情報などをマイページでお知らせいたします。

  • 序文
  • 目次
  • 正誤表

開く



 半世紀以上の長きにわたり,臨床医学とともに歩み続けてきた『今日の治療指針』は,今版で54版を迎えることとなった.本書は,毎年新執筆者による全面新訂を行うことによって,常に最新の治療法を紹介するという,わが国では類をみない治療年鑑となっている.
 今版もその編集方針を踏襲し,過去最多の1,110項目にわたって,1,081名のエキスパートに「私はこう治療している」という治療ストラテジーを紹介いただいた.診療ガイドラインの整備が進んだ近年の状況も踏まえ,随所にEBMの視点も取り入れられ,エキスパートの豊富な臨床経験に診療ガイドラインのエッセンスが組み合わされた治療方針が示されていることが,本書の大きな特徴であり,臨床現場で直ちに役立つ情報となっている.
 診療ガイドラインの整備が進み,最新のエビデンスがまとめられ,提供されるようになったが,日常診療ではエビデンスが存在しない場面も少なくない.診療ガイドラインとともに,エキスパートの経験に基づく「私はこう治療している」という情報は,実地医家にとって非常に有用な道標となることであろう.
 2012年版では付録として,癌患者の症状マネジメントや各種鎮痛薬の具体的な使用方法を解説した「緩和医療における薬物療法」が新たに加わった.また好評をいただいている診療ガイドラインでは,「認知症疾患治療ガイドライン」(2010年),「てんかん治療ガイドライン」(2010年),「パーキンソン病治療ガイドライン」(2011年)が追加され,コモンディジーズを中心に29のガイドラインを取り上げて,その特徴や利用上の注意点などを解説している.
 また,2009年版より「治療薬マニュアル」(医学書院発行)と本書との連携をはかっているが,幸いなことに読者の皆様から高く評価されているようである.2012年版でも引き続き連携をはかり,「治療薬マニュアル2012」の別冊付録「重要薬手帳」に掲載された薬剤について,本書の処方例中に「重要薬手帳」での掲載ページを示した.ぜひ両書籍をあわせて活用いただきたい.
 本書は,開業医から病院の研修医,勤務医,専門家に至るすべての医師にとって,また,看護師,薬剤師,その他あらゆる医療関係者にとって大変有用な最新治療年鑑であると思う.これまでと同様に,引き続き本書が日常診療の場でのパートナーとして,わが国の医療の質の維持・向上の一端を担えれば幸いである.

 2011年12月
 編集者を代表して
 福井次矢

開く

凡例
カラー図譜

総論
1 救急医療
2 中毒性疾患
3 感染症
4 原虫症,寄生虫症
5 呼吸器疾患
6 循環器疾患
7 消化管疾患
8 肝・胆・膵疾患
9 腎疾患
10 血液疾患
11 代謝疾患
12 内分泌疾患
13 アレルギー疾患
14 膠原病および類縁疾患
15 神経・筋疾患
16 精神疾患
17 環境・職業性因子による疾患
18 整形外科疾患
19 泌尿器科疾患
20 皮膚科疾患
21 産婦人科疾患
22 新生児疾患
23 小児科疾患
24 眼科疾患
25 耳鼻咽喉科疾患
26 歯科・口腔外科疾患
27 介護に関わる問題

付録 
 欧文略語〔抗癌剤・抗菌薬〕
 抗菌薬による感染症の外来治療
 小児薬物療法の注意点
 高齢者の薬物療法
 妊婦・授乳婦への薬物療法と海外リスク分類
 肝・腎障害時の薬物療法の注意点
 緩和医療における薬物療法
 皮膚外用薬の使い方
 漢方製剤(健保適用)の使い方
 薬物の副作用と相互作用
 薬物治療モニタリング(TDM)
 新薬,医薬品等安全性情報
 臨床検査データ一覧
 診療ガイドライン

索引
 事項索引(和文)
 事項索引(欧文,数字)
 処方薬剤索引

開く

本書の記述の正確性につきましては最善の努力を払っておりますが、この度弊社の責任におきまして、下記のような誤りがございました。お詫び申し上げますとともに訂正させていただきます。

正誤表はこちら

  • 更新情報はありません。
    お気に入り商品に追加すると、この商品の更新情報や関連情報などをマイページでお知らせいたします。