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≪標準保健師講座 1≫

地域看護学概論


(第3版) (在庫なし)

執筆:奥山 則子/松田 正己/斉藤 恵美子/細川 えみ子/音喜多 久枝/中村 裕美子/櫻井 尚子/高山 智子/島田 美喜/標 美奈子/渡部 月子/藤内 修二/岩室 紳也/柴田 則子/鳩野 洋子/兵井 伸行/森口 育子/近藤 明代/野地 有子

  • 判型 B5
  • 頁 240
  • 発行 2011年01月
  • 定価 3,080円 (本体2,800円+税10%)
  • ISBN978-4-260-01183-9
本書の特長
本巻は、保健師国家試験出題基準の地域看護学I(1.地域看護学の成立基盤 2.地域看護学の構成 3.社会環境の変化と健康課題)と地域看護学 III(1.地域診断 2.活動の計画・実践・評価 3.自治体における計画策定・施策化と予算 4.地域看護管理)に対応しています。
これから保健師をめざす学生にとって必要な、地域看護の基礎となる地域看護の理念と活動分野を示し、地域看護活動の展開について具体的な活動事例を通して学習することで、保健師にとって必要な知識と技術の大枠を提示します。
地域看護の歴史を紹介し、日本と諸外国の公衆衛生の発達と地域看護の変遷についても理解を深められます。

*「標準保健師講座」は2014年版より表紙が新しくなりました。
序 文
はしがき

 少子高齢社会のなか,保健師活動では予防の重要性が強くうたわれ,健康な地域づくりが重要な課題となっています。さらに,在宅看護の需要の拡大から療養支援には生活の視点が重要になっています。地域看護学は,保健師だけでなく看護師にとっても必要不可欠なものです。多くの看護職が地域...
はしがき

 少子高齢社会のなか,保健師活動では予防の重要性が強くうたわれ,健康な地域づくりが重要な課題となっています。さらに,在宅看護の需要の拡大から療養支援には生活の視点が重要になっています。地域看護学は,保健師だけでなく看護師にとっても必要不可欠なものです。多くの看護職が地域看護の志向をもつことが求められています。
 いま保健師教育の場は,これまでの3年制の看護学に1年制の保健師教育を付加する養成所や短期大学専攻科における教育から,看護学に統合された4年制大学へと移行しつつあります。そのなかで多くの4年制大学では,地域看護学について限られた時間内で講義や臨地実習をしており,教員が信頼して学生に読ませることのできるテキストが必要とされています。また,大学生には看護師と保健師の2つの国家試験を受験するため,保健師国家試験にむけて短時間で効率よく,自己学習できるテキストが求められています。
 本講座は,教員や学生のニーズに応え標準的な保健師教育のための教科書として,保健師に求められる基本的な知識と技術を習得することを目ざし企画されました。
 本講座の特色は,保健師国家試験出題基準(平成22年版)の内容を網羅したかたちで,保健師として押さえておくべきことをコンパクトにまとめたことです。
 本来,保健師の仕事は,応用が必要で創造的なものですが,基本がおろそかでは,応用的な課題に対応できないといえます。「理念や理論を押さえたうえでの基本の理解と,実践能力豊かな専門職の教育」を本講座のねらいとしました。

 本講座の構成は国家試験出題基準の地域看護学I~IVに対応した『地域看護学概論』『地域看護技術』『対象別地域看護活動』の3巻と『保健医療福祉行政論』『疫学・保健統計』の別巻2巻による全5巻構成です。
 本巻3冊は保健師の基本として理念や考え方を述べた(1)『地域看護学概論』,保健師にとって地域看護を実践するうえで必要とされる技術をまとめた(2)『地域看護技術』,対象別・課題別の活動を展開する(3)『対象別地域看護活動』です。
 さらに,保健師の習得しておくべき基本的知識として,主たる活動の場の理解を深める『保健医療福祉行政論』,保健活動をデータで方向づける『疫学・保健統計』を,別巻(1)(2)としてコンパクトにまとめました。
 執筆者は保健師として現場経験豊富な看護大学教員や,地域看護に詳しい公衆衛生医師らで構成しました。

 本巻『地域看護学概論』は,保健師国家試験出題基準の地域看護学I(1.地域看護学の成立基盤,2.地域看護学の構成,3.社会環境の変化と健康課題)と地域看護学III(1.地域診断,2.活動の計画実践・評価,3.自治体(保健所・市町村)における計画策定・施策化と予算,4.地域看護管理)に対応しています。
 本巻では,地域看護の基礎となる地域看護の理念と活動の概要,地域の人々と健康,地域看護の場,地域看護に関する法令,保健福祉対策と事業計画,地域看護管理,国際協力と地域看護,地域看護活動の歴史,について解説します。地域看護活動の展開については,具体的な事例を配置して,実践的な学習ができるように配慮してあります。

 本書を活用された皆さんが,地域における看護職として活躍されることを願っています。
 2010年11月
 筆者ら
目 次
序章 地域看護とは (奥山則子)
1章 地域看護の理念と活動
 A 地域看護の理念 (奥山則子)
 B 公衆衛生の理念 (松田正己)
 C 地域看護の活動 (奥山則子・斉藤恵美子)
2章 地域の人々と健康
 A 生活環境の変化と健康問題 (細川えみ子)
 B 対象としての個人・家族 (奥山則子)
 C 対象としての地域・集団・組織 (斉藤恵美子)
 D 発達段階・健康状態(レベル)別保健サービス (斉藤恵美子)
3章 地域看護活動の場
 A 行政機関・施設 (音喜多久枝)
 B 在宅看護・医療 (中村裕美子)
 C 産業保健 (櫻井尚子)
 D 学校保健 (高山智子)
4章 地域看護に関する法令 (島田美喜)
 A 地域看護活動に関する法令
5章 地域看護活動の展開
 A 地域看護活動の展開における地域診断 (標美奈子)
 B 地域看護活動の計画・実践・評価 (奥山則子・中村裕美子)
 C 地域診断演習 (中村裕美子・奥山則子・渡部月子)
6章 保健福祉対策と事業計画
 A 保健計画の策定 (藤内修二)
 B 事業計画の立案と実践 (岩室紳也)
7章 地域看護管理
 A 地域看護管理 (柴田則子)
 B 地域看護活動と研究 (鳩野洋子)
8章 国際協力と地域看護
 A 国際協力 (兵井伸行)
 B 地域看護における国際協力 (森口育子)
9章 地域看護活動の歴史
 A 日本における地域看護・公衆衛生看護の歴史 (近藤明代)
 B 米国と英国の公衆衛生の発達と地域看護活動の歴史 (野地有子)

INDEX