治療薬マニュアル 2010

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発刊20周年!紙面刷新!2009年12月11日付新薬を含むほとんどすべての医療用医薬品を収載。毎年全面改訂。添付文書の情報に忠実に、分かりやすく整理し、各領域の専門医による実践的な臨床解説を加えた、全医療従事者必携の薬剤データブック。 【2010年版の特長】 ●紙面刷新でより見やすく、より分かりやすく ●「治療の基本戦略&最新の動向」をさらに充実 ●治療薬の「選び方・使い方」を各章に掲載 ●後発品情報をさらに充実。剤形を分かりやすいアイコンに ●「適用外使用」の拡充、掲載疾患数を一挙倍増 ●すべての漢方薬の薬価を掲載 ●「抗癌剤・抗菌薬・抗ウイルス薬 欧文略語」を新規掲載 ●好評の別冊付録「重要薬手帳」には、121成分の「重要薬」に加え、89疾患の「重要処方」を掲載、内容がさらに充実

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監修 高久 史麿 / 矢崎 義雄
編集 北原 光夫 / 上野 文昭 / 越前 宏俊
発行 2010年02月判型:B6頁:2468
ISBN 978-4-260-00930-0
定価 5,500円 (本体5,000円+税)
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2010年版の序

 1990年に初版が発刊されて以来,毎年改訂がなされてきたこの「治療薬マニュアル」であるが,今版である「治療薬マニュアル2010」をもって20周年を迎えた.ボリュームを比較すると,初版の2倍以上になったが,20年前から携わってきた私を含め,とても予想できなかった発展・変化である.
 20年間の推移の中で,マニュアルの成長期には,抗菌薬,抗真菌薬,HIVに対する抗ウイルス薬などの薬剤が開発され多数加わった.さらには抗腫瘍薬の目覚ましい進歩を反映して,さらに多くの治療薬がページ数の増加に寄与した.最近に至っては,遺伝子組換え技術を用いた抗リウマチ薬,抗癌剤の1グループとして確固たる地位を占めた分子標的治療薬,また新たな免疫抑制薬・抗HIV薬などが加わり,マニュアルの情報量はさらに増加している.こうした状況に対応し,使いやすくするために,各セクションに薬剤の一覧表を添え,また臨床面からの総説「治療の基本戦略」と「最新の動向」を新設するなど,充実を図ってきた.これは,このマニュアルが単に薬の投与量・適応・副作用などを調べることに留まらず,医師・薬剤師・看護師の方々に向けた実践書たることを狙ったものであり,医療現場で実地に使っていただいていると信じている.
 今版の改良点であるが,まず海外とわが国における薬物の適応の違い,あるいは投与量の違いをみるとき,薬剤投与法に疑問をもった熱心な医師への解答ともいえる保険適応外の薬物治療(適用外使用)のボリュームを増やした.また,表紙及びジャケットと,本文のデザインを一新した.マニュアルの利用者の使いやすさとさらなる愛着を得られる為の見直しである.
 別冊付録「重要薬手帳」が付属するようになって2年目になる.ご存知のように「今日の治療指針」(医学書院)とのタイアップとして始めたものであるが,薬と治療を一体化した構想であり,今後もさらに使いやすいものへと改善していきたい.
 マニュアルの内容の充実を図って下さった諸先生方,添付文書情報の確認をして下さった薬剤師の方々といった執筆陣の尽力なくしては,これほど充実したマニュアルには届かなかったであろう.また,20年間毎年改訂に努力と熱意を惜しまなかった医学書院の歴代担当者諸氏には衷心より感謝の意を表したい.

 2009年11月
 北原光夫

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薬物療法の基本的注意
図解 薬理作用
添付文書情報と臨床解説
 01 解熱・鎮痛・抗炎症薬
 02 片頭痛治療薬
 03 抗リウマチ薬
 04 痛風・高尿酸血症治療薬
 05 催眠・鎮静薬
 06 抗不安薬
 07 抗精神病薬
 08 抗うつ薬・気分安定薬・精神刺激薬
 09 抗てんかん薬
 10 パーキンソン病/症候群治療薬
 11 脳循環代謝改善薬
 12 筋弛緩薬
 13 自律神経系作用薬
 14 抗めまい薬
 15 その他の神経系用薬
 16 強心薬
 17 抗狭心症薬
 18 β遮断薬
 19 Ca拮抗薬
 20 抗不整脈薬
 21 利尿薬
 22 降圧薬
 23 末梢循環障害治療薬
 24 脂質異常症用薬
 25 昇圧薬
 26 アレルギー治療薬
 27 気管支拡張薬・喘息治療薬
 28 鎮咳薬
 29 去痰薬
 30 その他の呼吸器用薬
 31 消化性潰瘍治療薬
 32 健胃・消化薬
 33 下剤
 34 止痢・整腸薬
 35 その他の消化器用薬
 36 糖尿病用薬
 37 下垂体ホルモン製剤
 38 副腎皮質ホルモン製剤
 39 性ホルモン製剤
 40 その他のホルモン製剤
 41 子宮用薬
 42 骨粗鬆症・骨代謝改善薬
 43 ビタミン製剤
 44 造血と血液凝固関係製剤
 45 輸液・栄養製剤
 46 電解質製剤
 47 灌流用剤
 48 解毒薬・中毒治療薬
 49 抗菌薬
 50 化学療法剤
 51 抗真菌薬
 52 抗ウイルス薬
 53 寄生虫・原虫用薬
 54 抗癌剤
 55 免疫抑制薬
 56 インターフェロン・インターロイキン製剤
 57 眼科用薬
 58 耳鼻咽喉科用薬
 59 口腔用薬
 60 泌尿・生殖器用薬
 61 痔治療薬
 62 皮膚用薬
 63 酵素製剤
 64 生物学的製剤
 65 ワクチン・トキソイド
 66 麻薬
 67 麻酔薬
 68 生活改善薬
 69 その他の治療薬
 70 診断用薬
 71 造影剤
 72 放射性医薬品
 73 消毒剤
 74 漢方薬
新薬
付録
索引

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本書の記述の正確性につきましては最善の努力を払っておりますが、この度弊社の責任におきまして、下記のような誤りがございました。お詫び申し上げますとともに訂正させていただきます。

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